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[オピニオン]金秉準の「風船ガム」

Posted July. 05, 2005 02:30,   

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第2次世界大戦が真っ最中だった1941年12月7日(米国時間)、日本軍が真珠湾を奇襲攻撃すると、米国はもちろん全世界が驚いた。当時米国のルーズベルト大統領は「12月7日は歴史上最も破廉恥な日」とし、「真珠湾を忘れるな」と訴えた。この一言が米国民を一つに結束させ、全世界の自由陣営の結束につながった。信頼に基づくリーダーの言葉は、どんな武器よりも強い力を持つ。「地位」が高くなるほど言葉に気を付けて、選り分けなければならない理由でもある。

◆長官級大統領府参謀である金秉準(キム・ビョンジュン)大統領政策室長が一昨日、鉄道庁(現在・韓国鉄道公社)油田開発疑惑と韓国道路公社のヘンダム島開発疑惑は「風船ガムのような事件」と言った。二つの事件に対する大統領府の関連疑惑を否認しながら、「まるで大統領府が後ろにあるかのように、風船ガムのように脹らましてバブルを入れるが、国家発展に百害あって一理なし」とマスコミを狙ったのだ。これまで盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は「(二つの事件で)致命打を受けた」と語ったが、それに対する参謀の言い訳に聞こえる。

◆油田開発をめぐる投資疑惑は、検察の不十分な捜査が問題になり、与野党が特別検査導入に合意した事件だ。ヘンダム島開発事業疑惑に対しては、監査院も文正仁(ムン・ジョンイン)前北東アジア時代委員長、鄭燦龍(チョン・チャンヨン)前大統領人事首席秘書官、チョン・テイン前大統領国民経済秘書官など大統領府の人々の「不適切な介入」を認めた。検察はチョン・テイン前秘書官など25人に対して出国禁止措置を取って捜査を進めている。それでも「風船ガム事件」と言うのは、特検と検察は「風船ガム」の風でも抜けという話か。

◆金室長は昨年、行政首都問題で国が沸き立ったときも、「(移転)反対には、弾劾を主導するか賛成した人達が連携しているとの考えを、打ち消すことができない」と移転反対勢力を攻撃した。盧大統領が「首都移転反対運動は大統領の退陣運動」と語った直後だった。学者出身の大統領政策室長が政策で言わず、攻撃と言い訳だけをするなら、政府の信頼は落ちるしかない。何とも言葉にはうるさい大統領と参謀たちだ。

宋大根(ソン・デグン)論説委員 dksong@donga.com