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[オピニオン]「文化大国」日本

Posted April. 24, 2005 23:12,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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今日、世界の青少年大衆文化は、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京、ロンドンを結ぶ線に沿ってウイルスのように広がると言われている。これらのどこかの都市で受け入れられれば、あとの3都市に急速に伝わり、やがては他のところにも広がるというのだ。ほとんどの場合、リーダー的都市は東京で、とりわけ移り変りの速いファッションは断然日本の女子高生が主導するとか。世界のファッションデザイナーは、東京原宿の竹下通りを行き交う女子高生の姿から2、3年後の世界ファッションの流れを占うという。

◆丸紅研究所のある統計によると、1992年〜2002年の10年間で日本の総輸出は15%増加となったが、なかでも文化商品の輸出は300%と、際立って伸びているという。2002年の日本文化商品輸出総額は150億ドルで、ハリウッドの映画やビデオの総輸出総額である88億5000万ドルのおよそ倍に近い。日本財務省は、2015年には文化商品の輸出規模が3400億ドルに上るものと見込んでいる。

◆20世紀初頭は軍国主義の膨張勢力として、1980年代は経済大国として台頭してきた日本が、21世紀に入ってからは文化大国を目指して頑張っている。経済の付加価値が高いうえ、国のイメージアップにもつながる文化輸出が、武力でも、経済力でも果たせなかった世界トップの座に日本を導くことができるのだろうか。

◆1980年代半ば以降、日本大衆文化の輸出が爆発的に伸び続けている背景には、米国の一方的な外交政策による世界的な反米感情の広がりがあると分析されている。世界一の大衆文化輸出国である米国のものより、日本のそれが比較的中立的な「代案娯楽文化」として受け入れられたのだという。文化の輸出においてその国の対外イメージが重要になる今日、過去の歴史問題で周辺諸国ともめ続けていては、日本の「文化大国」への道程は険しくなるだろう。

朴明珍(パク・ミョンジン)客員論説委員(ソウル大学言論学)mjinpark@snu.ac.kr