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零下49度、酷寒の中での「サバイバルゲーム」

零下49度、酷寒の中での「サバイバルゲーム」

Posted April. 04, 2005 23:06,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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零下49度、酷寒の中での「サバイバルゲーム」

サバイバルゲーム。

朴英碩(パク・ヨンソク、42、ゴールドウィンコリア理事、東国大学山岳部OB)探険大将が率いる北極点遠征隊が、全身傷だらけにもかかわらず前進を続けている。朴大将は太もも凍傷に左手の母指にけがをしており、ホン・ソンテク(39)隊員は両足首に疲労骨折症状が現われた。また、オ・ヒジュン(35)隊員は手足凍傷、チョン・チャンイル(25)隊員は顔の凍傷に両肘が自由でない。

出発27日目である4日、遠征隊の位置は北緯85度40分789、西経72度5分241。北極点まで直線距離775kmの38%を消化したのだ。隊員たちの涙ぐましい「北極サバイバルゲーム」を見てみよう。

●寒さ

出発後、気温は平均攝氏零下39度。それに1日も欠かすことなく秒速10mの強風が吹きつけて体感温度は零下49度。最低零下55度まで水銀柱が下がった日に強い風まで吹き、体感温度は零下63度まで経験した。

体感温度は零下45度以下で肌が露出すれば、9分以内に凍傷にかかる。零下60度以下に落ちると、その時間は2分に短くなる。隊員たちは鼻と手首カバーまで準備したが、寒さを避けることはできない。

●リード(氷が割れて海水が現われた所)

リードに溺れると凍傷と低体温症の危険が大きい。テントを張ってバーナーをつけ最大限早く乾かすことが急務だ。水から出るやいなや、服をすべて脱がせて隊員全員が飛びかかって全身マッサージをする。特殊バーナー2個をすべて稼動すれば、テントの中はすぐ暖かくなるが、ガソリン(1日2L)を最大限節約して使わなければならない。

●飲み水用便

北極の氷は塩辛い海水が凍ったものであるため、飲むことができない。また、北極地方は雪もほとんど降らない。そのため、少しずつ吹雪いて積もった氷の表面の雪をコッぺルでそっと集めて溶かして飲み水を用意する。

用便も苦痛だ。強風で腰を伸ばしにくい外で用を済ますことは無残だ。隊員たちは方手ではズボンの尻部分にあるチャックを下げ、他の手ではマットレスを尻の周りにかけて、風を防ぎながら最大限素早く尿をする。

遠征隊はレゾルルトに設置したベースキャンプと、毎日午後7時に衛星電話で5分間余り話して、現在の位置を知らせて気象情報などを提供してもらう。

衛星電話で聞こえる朴大将の最初の一言はいつも同じだ。「大変でたまらない。本当に歯を食いしばって度胸で進めている。わが韓民族は強いんだから」。

北極点の遠征隊は、今日も地球の一番上の頂点に向けて力強く前進している。



jeon@donga.com