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韓米同盟、「友好的な離婚準備するべき時」 米研究者が主張

韓米同盟、「友好的な離婚準備するべき時」 米研究者が主張

Posted January. 13, 2005 22:53,   

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「北朝鮮と北朝鮮の核問題を見る韓米間の見解差と、変化した安保利益のために、現在のような韓米同盟の維持は困る。友好的な離婚を準備する時だ」

自由主義性向で評価されている米国ケイトー(CATO)研究所のテッド・カーペンター副所長とドグ・ベンド主任研究員は12日、研究所政策説明会でこのように主張した。

カーペンター副所長は主題発表を通じて、「同等な韓米関係を主張する韓国が、米国の相互協力要求には背を向けている」と述べた。副所長はその根拠として、「一部の韓国高官は、統一後にも在韓米軍が駐留して、中国及び日本の脅威を阻止することを希望しながらも、在韓米軍が将来、中国との(台湾を巡る)紛争に巻き込まれた場合には、介入する考えは全くない」と批判した。

さらに、「北朝鮮は、核の他には米国から十分に待遇を受ける方法がないだけに、核保有を追求し続けるだろう」としながら、「米国と韓国は、これを認めた状態で韓半島の安保を模索しなければならない状況が来る可能性がある」と展望した。

副所長は、北朝鮮が第3国またはテロ集団に核物質を流す状況を「絶対禁止線(レッドライン)」と設定し、平壌(ピョンヤン)政権がこのラインを超えれば、金正日(キム・ジョンイル)総書記の執務室を含む全体政権基盤施設が灰と化すという点を明確にしなければならないと注文した。

ベンド主任研究員は、在韓米軍の段階的撤収を主張した。

同研究員は、「韓国は冷戦終結後もはや戦略的要衝地ではなく、せいぜい周辺部軍事基地の役割をするに過ぎない」とし、「過去のような韓米同盟の維持は難しい」と話した。

さらに「韓国は、米国の軍事費に寄り掛かる安保無賃乗車を止め、世界第12位の経済大国にふさわしい国防費を使う準備をしなければならない」と述べた。

しかし討論者として出席したジョン・ホプキンス大学のドン・オーバードーフオ教授は、「在韓米軍は、北朝鮮の脅威が存在する限り維持されなければならない」とし、「米軍撤収の主張は納得し難い」と反ばくした。

オーバードーファ教授は、「在韓米軍撤収は政治的賭けに近く、韓国は米軍撤収後の国防費を支払う余力がない」とつけ加えた。

しかし、進歩的な報道人だったハリソン国際政策研究所先任研究員は、「米国が韓半島から手を引くべきだという主張には同意する」と話した。



金昇鍊 srkim@donga.com