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李富栄議長に罰金150万ウォンの判決

Posted December. 17, 2004 23:27,   

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与党ヨルリン・ウリ党(以下、ウリ党)の李富栄(イ・ブヨン、写真)議長に、選挙法違反の疑いで、罰金150万ウォン(約15万円)が言い渡された。

ソウル東部地裁・刑事第11部(部長判事・李起宅)は17日午前、行われた公判で、選挙法違反の疑いで在宅起訴された李議長に対し「選挙に影響を及ぼそうとする意図から、競合候補を非難する内容を盛り込んだ出版物を配布したのは、有罪」とし、こうした判決を下した。選挙法上、罰金100万ウォン以上の刑が確定した場合、当選が無効化し、5年間にわたって、選挙権・被選挙権いずれも行使できなくなる。

判決は「総選挙に差し迫って、競合候補を非難する内容が盛り込まれた市政報告書7万2000部余を配ったのは、明白な選挙法違反」とし「3選国会議員としてクリーンな選挙を行ってきた点は認められるものの、選挙法秩序の確立を考慮し、被選挙権を制限する刑を言い渡す」としている。

しかし「虚偽事実の公表」と「出版物による名誉棄損」の疑いについては「10年以上が過ぎたことであり、被告はもちろん相手候補側も正確に覚えていないうえ、証拠が不十分で、被告に故意性がないだけに無罪」だと付け加えた。李議長は、判決の直後「いったん、裁判所の判断は尊重するものの、控訴する考え」とし「執権党の議員らが、相次いで裁判所から厳しい処罰を受け、気が重い」と話した。



丁陽煥 ray@donga.com