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在韓米軍、08年まで1万2500人削減 主要軍事装備は残留

在韓米軍、08年まで1万2500人削減 主要軍事装備は残留

Posted October. 06, 2004 22:02,   

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在韓米軍1万2500人が08年9月末までに削減される。

このため、1970年以降、3万〜4万人規模を維持してきた在韓米軍は、1953年駐留以来初めて2万5000人に減る。韓米両国は6日、このような内容を盛り込んだ在韓米軍削減を巡る最終合意案を発表した。

合意案によると、年末までに、8月にイラク入りした在韓米軍兵力3600人を含む5000人が削減される。第2段階は05年末までに3000人、06年末までには2000人と5000人が撤退し、第3段階の07年から08年末までには2500人が減る。

米国が提示した削減対象部隊のうち、韓国が対北朝鮮抑止力に必ず必要と強調した軍事境界線一帯の多連装ロケットシステム(MLRS)大隊と北朝鮮長射程砲の動きを把握する対砲兵レーダー(AN/TPQ)などは残る。

韓国が残留を希望したアパッチ攻撃ヘリコプター大隊の場合、3個大隊のうち最も規模の小さい1個大隊だけを撤退させ、残りの2個大隊は全部最新型モデルに交替する。

また、米軍は韓半島有事の際、米軍増員兵力が迅速に戦闘に投入できるよう、米第2師団が保有した戦車や野砲など、主要戦闘装備などは兵力縮小と関係なく、韓国に残すことにした。

安光瓚(アン・グァンチャン)国防部政策室長は「在韓米軍の兵力規模は削減されるが、米陸軍の軍事変換計画により米第2師団は改編され、06年までに10億ドル(約12兆6500億ウォン)規模の在韓米軍戦力増加事業が行われるので、実質的な戦闘力は一層強化されるだろう」と話した。

交渉で韓国側副代表を務めた外交通商部の金塾(キム・スック)北米局長も「これ以上、削減規模の調整はない。今回の交渉が最終交渉だ」と明らかにし、追加削減の可能性を一蹴した。

在韓米軍削減交渉は昨年6月の第2回未来韓米同盟政策構想(FOTA)会議で初めて米国が削減の意向を表明して以来、16ヵ月で妥結した。



崔虎元 bestiger@donga.com