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大リーグ舞台に返り咲いた金炳賢

Posted September. 22, 2004 22:08,   

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金炳賢(キム・ビョンヒョン、25、ボストン・レッドソックス、写真)が大リーグに復帰した。今度は先発ではなく、リリーフ投手だ。

ボストンは22日、金炳賢を大リーグエントリーに登録させた。5月12日、マイナーリーグトリプルAチームのポータケット・レッドソックスに降格されてから約4ヵ月ぶりのことだ。

ストーブリーグで2年間1000万ドルの「大当り」を生み出した金炳賢は、今季序盤3試合で先発に登板して、1勝1敗平均自責6.17の振るわない成績を残した後、マイナーリーグに降格された。以後、肩の痛みの治療と休憩のため、シーズン中、国内に泊まって戻った後、ポータケット・レッドソックスで2勝6敗に平均自責5.34を記録。

7日、マイナーリーグのシーズンが終わった後も継続的なピッチング訓練を指示したボストン球団は、3連戦が行われた先週末、ニューヨーク・ヤンキースタジアムへ金炳賢を呼んで、ブルペンピッチングをテストした。

コーチングスタップはブルペンピッチングでの威力的な球を見た後、金炳賢の大リーグ合流を決定したものとみられる。フランコナ監督は、「私が今年見たものの中で、一番威力的な球を投げていた。今後(大リーグで)どう投げるか見守る」と述べた。

フランコナ監督は金炳賢を選抜ではなくリリーフに活用する計画。締めくくりではなく、スコット・ウィリアムスンのようなセットアップマンの役割だ。

シーズン終了13日を残して大リーグに復帰した金炳賢は、ボストンの投手の中で負傷者が出た場合には、ポストシーズンでプレーする可能性がある。

また来シーズンをフルタイム大リーガーとして過ごせば、シーズン終了後、自由契約選手(FA)の資格を得ることも期待できるようになった。金炳賢は21日まで大リーグで4シーズン(1シーズン172日基準)168日をプレーし、05年大リーグフルタイムを消化してもFA資格に4日が足りない状態だった。

12ゲームを残しているボストンは90勝60敗で、ニューヨーク・ヤンキース(95勝56敗)に次いでア・リーグ東地区2位をマークしており、ワイルドカード(各リーグの地区別2位チームの中で、最高勝率を記録したチームに与えられるディビジョンシリーズ出場権)でポストシーズン進出が有力だ。



金相洙 ssoo@donga.com