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IAEA査察に安保理報告まで…韓国、「核外交」不在が浮き彫りに

IAEA査察に安保理報告まで…韓国、「核外交」不在が浮き彫りに

Posted September. 14, 2004 22:12,   

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国際原子力機関(IAEA)が、未申告のウラン転換実験問題と関連して韓国に核査察団を送る予定であるうえ、国連安全保障理事会に核問題に関する報告書を提出する動きまで具体化しており、核物質実験を巡る国際社会の疑惑がますます増幅する様相だ。しかし韓国政府は、事案が一つ起きる度に手遅れの説明で対応する対症療法で一貫しており、「核外交」の手腕がないと批判を受けている。

政府関係者は14日、IAEAの核査察団派遣方針に対して「ウラン転換実験は20年前の話で、今になって問題になることはない」と説明した。

しかし北朝鮮核問題だけでなく「韓国核問題」が深刻だという声が高まり、IAEA周辺では国連安保理に韓国の核問題に関する報告書を提出すべきだという声が力を得ている。

政府のある当局者は最近、記者たちに対して、「安保理への上程は、北朝鮮のように保障措置(核安全)協定の重大な義務違反がある場合に行われるものだ」と話した。しかしIAEAの雰囲気が深刻であることが分かるや、14日、外交通商部(外交部)の関係者は定例会見で「事案終決のために安保理に報告をする場合もある」と一歩退いた。

核再処理施設放棄で、核兵器開発能力がゼロに近い韓国の核問題が、ややもすれば安保理まで持ち込むかも知れない状況になったことで、専門家たちは核外交を総括するコントロールタワーがないためだと口をそろえる。

実際に核物質疑惑が明るみになった後、外交部は「国際社会の疑念を取り除くために、問題の実験を行なった科学者たちを法的措置すべきだ」と言う一方、科学技術部は「問題のない実験だ」と述べ、互いに食い違った主張をしている。

政府のある関係者は、「国家安全保障会議(NSC)が、核問題が起った初期の段階から総合的かつ立体的な対応をすべきだったが、外信が疑惑を取り上げる度に各省庁がのろのろと対応し、結局、疑惑だけを育てた」と指摘した。

ある専門家は、「原爆投下に遭った日本が、敗戦直後の1954年に『原子力の平和利用予算』を反映して、50年もの間地道に総合的で一貫した核政策を行ない、今日の核強国に成長した点を先例として、国際社会の疑惑を解消しながら核能力を備える知恵が必要だ」と話した。



taewona_ha@donga.com