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歴史歪曲批判サイト、中国からアクセス不能

歴史歪曲批判サイト、中国からアクセス不能

Posted August. 27, 2004 22:49,   

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中国による高句麗(コクリョ)史歪曲を批判してきたインターネットサイト「ワールドアリラン論壇」(www.arirang-world.org)に対する中国からのアクセスが、26日夜から不能状態になっており、中国当局による意図的な遮断ではないかという疑念の声が上がっている。

また、朝鮮(チョソン)日報のインターネット中国語版サイト(chinese.chosun.com)に対しても同じ時間からアクセスできない状態だ。

両サイトとも、韓国と他の国ではアクセスできるのだが、中国ではアクセスできないことが確認された。

これらのサイトへのアクセス不能状態が、中国当局によるものだということが明らかになれば、高句麗史問題を政治問題化せず、学術的に解決することにした24日の韓中両国の口頭了解覚書に対する合意の肩透かしを食わせる措置だという非難を免れないものとみられる。

ワールドアリラン論壇は、朝鮮族(朝鮮系中国人)同胞たちが、中国の高句麗史歪曲を集中的に非難してきた話し合いの空間で、サイトの運営サーバーは韓国にある。

同サイトにはこれまで朝鮮族のみならず、モンゴル族と満州族など、中国内のマイノリティーのインターネット利用者たちも討論に参加し、中国側の歪曲を批判してきた。

これに先立ち、中国の高句麗史歪曲を批判してきた中国のインターネットサイト「中国朝鮮族学生センター」(中国朝鮮族学生中心、www.ksc.com.cn)も14日突然閉鎖され、中国政府の働きかけによるものではという疑惑が持ち上がった。

中国のマスコミは、高句麗史を政府レベルで歪曲しないという両国の口頭了解覚書に合意したことを一切報道していない。



黃有成 yshwang@donga.com