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韓国人初のNBA選手誕生

Posted June. 25, 2004 22:29,   

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韓国人初の米プロバスケットボール(NBA)選手が誕生した。国内最長身バスケットボール選手の河昇鎮(ハ・スンジン、223センチ、19、延世大)が25日、米ニューヨーク・メディスンスクエアガーデンで行なわれた2004NBA新人ドラフトで、2巡目17位、全体46位でポートランド・トレイルブレイザーズに指名された。

河昇鎮のマネージャーのジョン・キム(SFX)はドラフト直後、「7月から球団と契約交渉に入る。2年間で年間5億ウォンずつ計10億ウォンはもらえるだろう」と話した。04〜05NBA選手の最低年俸は38万5277ドル(約4億6000万ウォン)だ。

当初1巡目の指名も期待していた河昇鎮としては、やや失望気味の結果。1巡目の選手は3年契約が保障され、年俸も最低8億ウォン以上もらえるためだ。このため、1巡目で指名を受けられなかったら、一応帰国して次のドラフトを狙うという予測もあった。しかし、父親の河ドンギさんは家族との国際電話を通じて、「一度ドラフトに参加すれば3年後に再び参加できる。いつも機会が与えられるわけではないから、2巡目で指名されても残留する」と言っていた。

懸念がないわけではない。何より出張の機会があまりないということが心配だ。ポートランドは3年後を見通す長期的な眼目で指名したものと見られるため、河昇鎮がいつNBAデビューできるかは未知数だ。母校の延世(ヨンセ)大学の金ナムギ監督は、「2巡目の選手は途中で退団させられることもあるため、ポートランドと2年以上の選手生活が保障される契約を結ぶのが重要だ」と話した。

河昇鎮は東洋人としてはNBA新人ドラフト指名を受けた6番目の選手。先に指名された5人とは、日本の岡山恭崇(233センチ、1981年ゴールデンステートウォリオス)、中国のスンタオ(1987年、アトランタ・ホークス)、ワン・ジジ(1999年、ダラス・マーベリックス)、ヤオ・ミン(223センチ、00年、ヒューストン・ロケッツ)、シェユヤン(03年、ダラス・マーベリックス)だ。この中で最高スターは全体1位で選ばれたヤオ・ミン。メンク・バティール(中国、02年、デンバー・ナゲッツ)はドラフトではなく自由契約選手として入団したケース。

一方、高校卒業生のドワイト・ハワード(サウスウエスト・アトランタ・クリスチャン・アカデミー高校)は今季全体1位でオーランド・マジックに指名された。先月コネチカット大学を米大学バスケットボール(NCAA)トップに導いたナイジェリア移民者出身のエメカ・オカフォーは2位で選ばれて新生チーム・ボブキャッツの創団初の新人になった.



李元洪 bluesky@donga.com