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米高官「韓米関係を多国間同盟に」

Posted June. 06, 2004 22:47,   

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米国は韓国との同盟関係を、日本なども含まれる北東アジア多国間同盟の形に発展させていくつもちだが、韓米相互防衛条約の改正は検討していないと、米政府高官が4日明らかにした。

同高官は4日、韓国の特派員らと会って、韓米関係と韓米同盟について説明しながら「米行政府のアジア戦略は同盟関係を強化し、米国が引き続きアジアの一員になるように願う」とし「このために韓国、日本、オーストラリアなどとの強力な同盟が必要だ」と説明した。

また「北東アジアでの安保上の挑戦を取り上げる際、韓国と違う同盟国が一つのチームになることを願う」とし「ブッシュ大統領は北朝鮮の核問題を扱ううえで、韓国以外の同盟国も参加する多国間の対話を強調した」と話した。

また、同高官は「韓国はキプロス、東ティモール、イラク、アプガニスタンに参加することで世界的に重要な寄与をした」と評価し、「韓米同盟は韓国を防衛するためのものだが、韓国の役割は共通の価値と民主主義に対する関心と安定などに基づいた世界的なことだ」と強調した。

また「韓米同盟はもう少し広い枠組みで考えなければならない」とし「北朝鮮の核問題を朝米間の問題ではなく多国間の問題で見るように、韓半島の防衛も韓米間の問題ではなく日本など北東アジア全般が関わる問題と見なければならない」と話した。

在韓米軍が対北朝鮮抑止力以外の目的に使われる可能性に対する質問に、同高官は「北朝鮮の脅威が消えても北東アジアにテロ脅威があれば、在韓米軍を北東アジアの他地域の任務のために使うこともある」と答えた。

また「韓米同盟は固定されたのではなく、未来志向的に発展しなければならないと思う」と付け加えた。



權順澤 maypole@donga.com