大統領弾劾案が可決されたあおりを受け、１２日株価とウォン相場、金利が軒並み値下がりした。同日ソウル証券市場で総合株価指数は前日より２１．１３ポイント（２．４３％）下落した８４８．８０で取引を終えた。弾劾案の発表直後、４７ポイント以上急落し、８２２台まで下落したが、午後に投売りの動きが沈静化し、下落幅がかなり縮まった。コスダック（店頭市場）の総合指数も１４．９ポイント（３．４４％）下落した４２０．２８で引けた。
先物市場では、指数先物が５％以上急落するや、一時プログラムの売買呼値が５分間停止する「サイドカー」が発動したりもした。
この中で、個人投資家たちと外国人たちは株価が急落した折にそれぞれ７０５億ウォンと４３０億ウオン相当の株式を買い越した。
ソウル外為市場では、ウォンードル為替レートが大幅な値上がりに転じ、前日の終値より１１．９ウォンドル高の（ウォン安）一ドル当たり１１８０．８ウォンで取引を終えた。政局の不安から「安全資産」である債権に売り注文が殺到し、国庫債券（３年）の金利は同日午後３時前日より０．０３ポイント下落（債権価格は上昇）した延べ４．５７％だった。
李康雲 kwoon90@donga.com
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