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「慰安婦ヌード」映像に非難世論沸騰

Posted February. 13, 2004 23:16,   

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タレントの李丞涓(イ・スンヨン・36)が元旧日本軍慰安婦をテーマにして撮影したヌード映像が大きな波紋を起こしている。ヌード映像の制作と配布に対する抗議と反対世論が降り注いでいるなか、一部では李氏の芸能活動中断まで要求している。

元従軍慰安婦の黄錦周(ファン・グムジュ、76)氏は13日、韓国挺身隊問題対策協議会、女性民友会と共同で、「慰安婦ヌード」の写真と動画像のインターネットサービス提供禁止仮処分申請をソウル中央地方裁判所に提出した。

ネット利用者たちも「アンチ李丞涓サイト」を開設し、芸能活動の中断を要求した。また、ヌード映像制作社である(株)ロトトとヌード映像をモバイルサービスすることにした(株)シスウォールの株価はコスタック市場で下落した。

韓国挺身隊問題対策協議会のホームページにも李氏を非難する文が相次いだ。IDが「李ヨンス」という利用者は、「従軍慰安婦のおばあさんたちの水曜集会に1回も参加したことのない李丞涓が、いきなり歴史を云々しても誰が信じるものか」と非難し、IDが「ジュ・ミンギュ」というネチズンは、「悲劇的歴史を性商品化した李丞涓と事業者を社会から追放しよう」と主張した。

15日に放映予定の韓国放送公社(KBS)第2テレビ「日曜日は101%」に李氏が出演するということが知られるや、KBSのホームページ掲示板にも李氏の出演禁止を要請する視聴者たちの書き込みが相次いだ。

しかし、ヌード映像制作社は予定通り日本とネパールで残りの撮影を終えた後、3・1節を狙って来月から、インターネットとモバイルを通じて映像を有料公開し、画報集も出すと明らかにした。

共同制作社であるネティアン・エンターテインメントの朴志佑(バク・ジウ)理事は、「元軍慰安婦のおばあさんたちが企画の主旨を充分理解できなかったため仮処分申請を出したようだ。李氏と一緒に当事者をたずねて理解を求める予定だ」と言った。



李珍暎 ecolee@donga.com