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政府、「親日人名辞典」募金を許可

Posted January. 27, 2004 22:54,   

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政府は27日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領主宰で開かれた閣議で、「親日人名辞典編さんのための寄付金品募集許可計画案」を審議し議決した。これによって、これまで政府の許可を受けずに親日人名辞典発刊に向けた募金運動を行ってきた民族問題研究所(所長れ任軒永・中央大学国語国文科教授)は、06年まで合法的に35億ウォンの寄付金を募金することができるようになった。

民族問題研究所は親日問題の研究に一生を捧げて「親日文学論」、「日帝侵略と親日派」などの本を残した在野学者の林種国(イム・ジョングク、1929〜1989)氏の意をたたえて1991年に設立された。韓国の近代と現代における民族問題の研究と解明、韓日の過去の歴史の清算を通じた歴史の正しい見直し、親日人名辞典の編さんなどが設立の目標だ。

親日人名辞典は02年12月、国内外の専門家約150で構成された親日人名辞典編さん委員会(委員長:尹慶老・漢城大学史学科教授)の発足によって本格化された。同委員会は政府支援、民間からの募金などを通じて35億ウォンの基金を集めて5年間にわたって親日人名辞典、親日団体便覧集、関連用語解説集など、20冊分の親日叢書を刊行する計画だ。

盧大統領は国務会議で寄付金品募集規制問題について、「多様な観点から始まった多様な活動ができるように政府が柔軟な姿勢を示した方がよいと思う。寄付金品募集規制法に対する世界の立法事例を調べるなど、妥当性を検討するように」と指示したと、尹太瀛(ユン・テヨン)大統領府報道官が伝えた。

盧大統領はまた、鳥インフルエンザ防疫対策の報告を受けて、「すべての過程を点検して、予防はもちろん拡散と再発防止に徹底的に取り組んでほしい。鶏肉や鴨肉の消費を促進できる積極的な方法を模索するように」と促した。



李鍾鎡 金炯瓚 taylor55@donga.com khc@donga.com