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英語の勉強は率直さに限る…KBS2「大韓民国1時限」

英語の勉強は率直さに限る…KBS2「大韓民国1時限」

Posted December. 18, 2003 23:40,   

한국어

「英語の『体付き』を手で描きなさい」。「鏡を見ると英語が口から飛び出る」。

KBS2の娯楽番組「大韓民国1時限」(火午後11時)が英会話の「達人」らの学習秘技を紹介して話題になっている。「Yes, I Can」コーナーで英語の講師や映画翻訳家などの専門家が「遊び」の中で英語を覚えるよう提案し、英語学習の固定観念を崩しているのだ。

先月25日出演した講師のムン・ダンヨルさんは「英語は韓国語とは『体付き』から違う」とし、英語を発音すると同時に、手でその体付きを直接描いてみようとアドバイスしている。「Ihaveaproblem」(問題がある)という文章を例にして、瓢箪を横にしたような形で「小さい膨らみ(I)→狭い首(havea)→大きな膨らみ(pro−)→狭い首(−blem)」を手で作りながら、英語のイントネーションとストレスが体感できるようにしたもの。ムンさんは「愛は『桶』」だと主張する。「Love(愛)」と書かれた桶を用意して出演者らをその中に入れた後、「I’m in love with you(私はあなたを愛している)」という表現を覚えさせた。

初回(11月4日)に出演した李クンチョルさんは「性格に合った英語学習法を探すように」と、内気な人のための「鏡法」を伝授した。鏡の前で自分の目を凝視しながら特定の状況を絵のように浮かべて、その絵と関連のある文章を大声で叫ぶのだ。各種の打楽器を叩きながら「What do you want to read?(何が読みたい?)」などの文章を発音する方法で英語のリズムと表現力を身につける方法を提案した。

李チヨンさん(2日出演)は「完璧な英語を話すというプレッシャーをまず捨てる必要がある」と話し、自分を「米国で生まれたばかりの赤ちゃん」だと思うよう助言した。また、李ボヨンさん(11月11日)は人気コメディ番組「ギャグ・コンサート」の流行語を例に挙げ、「出て行け!(Just get out of here!)」や、「私の方からそっちに行きますよ(I’ll come over to you)」のような表現を覚えさせた。

講師の多くは海外でなく国内で英語を勉強した「国内派」。

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大学時代、映画館から外国映画を録音してきて、その内容で友達に英語を教えて小遣いを稼いでいた講師のミン・ビョンチョルさん(11月18日出演)の逸話も紹介された。

このコーナーが人気を集める理由のひとつは、パネラーとして出演する芸能人たちが英語の前で「率直な」態度を見せていること。俳優のチャン・ヒョク(11月4日出演)さんは「Kissing a Fool(馬鹿にキス)」というポップ・ソングの題目を「唇いっぱいにキスを」と間違って訳したこともある」という経験を披露した。固定パネラーの「鳥類博士」尹茂夫(ユン・ムブ)教授(慶熙大)もセミナーで外国人と隣り合うときの辛さを話し、英語の前で「崩れる」姿を見せた。

同番組の李ヨンウ・ディレクターは「英語に対する勇気を引き出すことがこの番組の目的。来年からは『空港で』や『外国人観光客に会ったとき』など具体的な状況を設定して表現を覚える「ハウツー(how to)」英語を強化する計画だ」と話している。



李承宰 sjda@donga.com