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「植民地期間に良いことも」発言の自民党議員、またも妄言

「植民地期間に良いことも」発言の自民党議員、またも妄言

Posted July. 13, 2003 21:56,   

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日本の与党自民党の有力政治家である江藤隆美(77)元総務庁長官が、日本の植民地支配を合理化して、韓国人及び中国人出身の不法滞在者を露骨に卑下する発言をし、波紋が予想される。

江藤元長官(衆議院当選10回)は、12日の福井市内で開かれた党支部定期大会で、1910年の韓日併合について、「両国が調印して国連が無条件で承認したものが、90年たったらどうして植民地支配になるのか」と語った。韓日併合は、国連が発足する前に成立したものであり、歴史的事実すら十分に把握していない妄言だ。

また、韓半島の有事で、大規模な難民が東海(トンヘ、日本海)を渡って日本に上陸する事態に備えて、治安対策を立てることを主張し、「最近は、中国や韓国などの不法滞在者が群れをなして強盗をしている」と、彼らを凶悪犯罪人と決めつけた。

江藤元長官は、「東京新宿の歌舞伎町は第三国人が支配する無法地帯だ」と述べ「どろぼうやら、人殺しやらばかりしているやつらが100万人おり、これらが騒動を起こしている」と主張した。

江藤氏は、総務庁長官に在職した1995年10月、「日本は、韓半島植民地統治期間にいいこともした」と発言して閣僚を辞任した人物で、現在、自民党内の派閥である江藤・亀井派の会長をしている。



朴元在 parkwj@donga.com