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迷惑メール受信、1日1人50件 政府が配信規制強化へ

迷惑メール受信、1日1人50件 政府が配信規制強化へ

Posted May. 26, 2003 21:58,   

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ネット利用者1人当りの迷惑メールの受信件数が1日平均50通に達しており、この中で63%がわいせつメールであることが調査で分かった。

26日、情報通信部によると、ネット利用者1人当りの1日平均迷惑メールの受信件数は01年4.7通にとどまったが、去年34.8通に急激に増えたのに続き、今年に入って3月末までは1人当り1日平均50通を記録した。

特に最近は、迷惑メールの中で青少年たちに有害なわいせつ物の比重が増えていて、深刻な問題となっている。01年1人当りの、1日平均の迷惑メール4.7通の中で、わいせつ迷惑メールは18.5%だったが、去年は34.8通の中で61%で半分を超えており、今年の3月は50通の中で63%で現われ、ますますわいせつ迷惑メールの比重が高まっている。

ドリームウィズの李燦振(イ・チャンジン)社長は「今のように無作為に迷惑メールを送った後、受信者が受信拒否の意思を明らかにする人だけに再び迷惑メールを送らない「オプトアウト(opt−out)」方式では、不法迷惑メールを根絶することができない。事前に迷惑メールの受信を承諾した人だけに迷惑メールを送る「オプトイン(opt−in)」方式の導入が切実だ」と話した。

米国では「オプトイン」方式が本格的に実施される予定だ。カリフォルニア州の上院は最近、受信者の事前承諾なしに広告の電子メールを送る個人と団体に、電子メール1通に500ドル(約60万ウォン)の罰金を課す法案を通過させた。無断で送る迷惑メールが不法という事実を知ってからも送る場合、罰金を3倍まで増やすことができるようにする規定も盛り込まれた。

情報通信部は01年7月、迷惑メールを受けた人が受信拒否の意思を明らかにすれば、次からは迷惑メールを送ることができないようにし、これを破れば過怠料1000万ウォンを課すことにした。迷惑メールの題目には「広告」「大人広告」などの文句の表示を義務化しており、1月からは電子メールで青少年有害物を発送すれば、懲役2年または1000万ウォンの罰金刑に処するように関連法を改正した。

6月19日からは電子メールの他に、電話、ファックスなどにも「広告」表記や音声で知らせることを義務化し、違反すれば過怠料1000万ウォンを課すことにした。



羅成鎏 cpu@donga.com