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ユナイテッド航空、破産の危機

Posted December. 06, 2002 23:11,   

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▲大手航空会社の墜落の原因〓8万4000人の従業員を抱えており、1日1800便を就航してきたユナイテッド航空は、アメリカン航空に次ぐ世界の大手航空会社。同社の危機は、米好況期の時、過度な給料引き上げと航空機の導入拡大など、野放図な経営からもたらされた。昨年、21億ドルの損失を出したうえ、今年も25億ドルの損失が予想されている。

昨年末以降、同社は2万6000人の従業員を解雇したほか、1日の就航便数も23%減らしたものの、競争力は依然落ち込んでいると、米航空輸送安定化委員会(ATSB)はユナイテッドの債務保証申請を却下した。サウスウェスト、エアートラン、ジェットブルー、アラスカなど、米国内のマイナー航空会社が、巨大航空会社に立ち向かって、料金を約20%引き下げていたためだ。

ユナイテッド航空株の55%を所有している労組が、会社の再建努力に非協力的な立場を取ってきたのも破産を繰り上げた。整備士組合は、11月末、会社側の賃金削減要求を拒否した。これは、結局ATSBの貸し出し保証拒否に悪影響を与えた。

とりわけ、昨年9・11同時多発テロ発生当時、ユナイテッド航空機2機が自爆テロに使われた後、セキュリティ・コストは急増したものの、乗客は急減して収支悪化を招いた。AP通信は、米国7位の航空会社のUSUSエアウェイズが、9・11テロの後遺症によって、8月破産保護を申請して、大規模なリストラに踏み切ったとし、ユナイテッドも同じ境遇に追い込まれたと報道した。

▲航空業界、安価競争の可能性〓5日、UALの株価が暴落した反面、ライバル会社のアメリカン航空の株価は7.67%、デルタ航空(3位)は4.45%、ノースウェスト航空(4位)は4.64%急騰した。

航空専門家は、ユナイテッド航空の破たんは不況に悩まされている米航空業界のライバル会社には、短期的には有利に働くが、長期的には安価競争が繰り広げられるものとみている。ユナイテッド航空が再建に成功するためには、安価戦略を駆使している小規模な航空会社と競争しなければならないためだ。

デルタ航空もすでに子会社を立ち上げ、安価航空会社との競争に取り組むと、このほど発表した。こうした競争は、不況にさいなまされている米航空各社をさらに厳しい環境に追い込んでいる。昨年、米航空産業会は、9・11テロの影響で90億ドルの赤字を記録しており、今年も同じ水準だ。こうした低迷と競争の中で、米航空業界の構図も再編される見通しだ。



權基太 kkt@donga.com