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[オピニオン]カンニング

Posted September. 10, 2002 23:15,   

Updated January. 01, 1970 09:00

한국어

カンニング(cunning)は、代表的な韓国製英語である。しかし、本来の意味(狡猾な)が、カンニングの属性をうまく表しているので、全くおかしな表現ではない。きちっとした英語は「だます」という意味のチーティング(cheating)だ。だからといって、カンニングが「舶来の文化」ではないのだ。朝鮮時代の科挙試験でも、不正行為が少なくなかったとの記録がある。書き写し、答案用紙のすり替え、代理試験、問題の事前流出など、その類型も最近と大して変らなかった。鼻の穴の中にカンニングペーパーを隠したまま科場(試験場)に入ったケースもあるという。当時は、カンニングペーパーを挟書(ヒョプソ)や挟冊(ヒョプチェク)と呼んでいた。

◆試験の歴史同様、カンニングも、東洋が西洋より悠久な歴史を持っているようだ。春川(チュンチョン)教育大学のシム・ウヨブ教授の論文によると、中国で数年前に発見された、小さな字が書かれた2冊の本が、明時代のカンニングペーパーであることが明らかになったという。また、朝鮮時代の科場として使われた成均館(ソンギュングァン)バンス堂で発見された縄手の入った竹筒は、外部で作成された答案用紙を科場の中に入れるためのカンニング道具と推定されるという。昨年、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で発行された月間「児童文学」には「横目を使うな/5点(満点)答案用紙を提出すれば/笑えるかも知れないけれど/正直な心ふさがれて(汚れる)しまう/横目を使うなかれ」という童謡が載っている。北朝鮮の学生たちも、カンニングの誘惑を断ち切るのは、容易なことではなさそうだ。

◆カンニングは、すでに古くから一般化しているように思う。最高学部の大学院とて例外ではない。試験直前、机の上に真剣に何かを書いている大学院生が、容易に見受けられる。その多さの余り、机を換えて試験をすることまであるということだ。先月、法律家のタマゴの司法研修生がカンニングの途中で見つかり「定職3ヵ月」の処分を受けたこともある。携帯電話カンニング、サイバーカンニングなど、カンニング技法もまた次第に先端化している。わが国だけに限ったことではなさそうだ。アンケート調査結果、米国の高校生のうち74%がカンニングをしたことがあるものの、大多数が良心のかしゃくを感じていないことが分かった、という外信報道もある。

◆鄭夢準(ジョン・モンジュン)議員が大学生の頃、カンニングのために停学処分になったことを認めた。全科目の受講取消しという重い懲戒処分になったことからみると、鄭議員がよほどの「重罪」を犯したか、それとも監督官が非常に厳しかったようだ。単なるカンニングが摘発されると、当該科目だけ落第点を受けるのが通例だからだ。

シム・ウヨブ教授は論文の中で、倫理意識が薄く自制力の弱い学生、認められたいという欲求が強い学生に不正行為が多いと書いている。当時の鄭議員は、どのケースに当てはまるのか知りたいものだ。

林彩清(イム・チェチョン)論説委員 cclim@donga.com