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[オピニオン]ハンバーガーが怖い

Posted July. 28, 2002 22:48,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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5月に、米国カリフォルニアのプリモント高校で「文化戦争」が起こった。昼休みに子供たちが学校の食堂の代わりに、続々とファーストフード店に行って、ハンバーガーを食べてくる。「私が一番好きなのはハンバーガーだけど、もう学校で売らないから」と不満をもらす。生徒の肥満や糖尿防止のために、学校側が考えた政策が「ジャンクフード校内販売禁止」だった。しかし、すでにこれに「中毒」になった生徒たちは、ハンバーガーを食べることをやめられないようだ。

◆米国の学校給食サービスの調査によると、公立高校の30%は、ファーストフード店ごと学校に入り込んで、ハンバーガーを売っている。青少年4人に1人が太っており、8人に1人は病的な肥満であるのも、ファーストフードにその原因があると、専門家たちは指摘している。幼い頃からファーストフード店でくれるオモチャがほしくて、ハンバーガーに中毒になってしまった米国の大人たちは、今日も4分の1がファーストフード店に足を運び、1週間にハンバーガーを3つ、フレンチフライを4箱たいらげる。「ファーストフードネーション」という本によると、ここにつぎ込まれたカネが、高等教育やコンピュータ、自動車にかかるカネよりも多いという。

◆ただおいしくてたくさん食べる程度なら、ハンバーガーを恐れる理由はないはずだ。問題は、これらの企業が販売量を増やす目的で、人を誘惑することにある。ふつうサイズのハンバーガー1つで十分なのに、ファーストフード店では、サイズを大きくして安く売る。誘惑の中でも拒みにくいのが、食べ物の誘惑ではないだろうか。そのため1日2200〜2500キロカロリーで十分な成人が、3800キロカロリーも摂ることになる。これでは太るのも当然と「食べ物政治学」を書いたニューヨーク大学のネスレ博士は嘆く。そのうえ「ファースト」フードという名前を見よ。早く食べないわけにはいかないのだ。人間の脳が満腹であると感じる前に、全部食べてしまうため、さらに食べて、肥満や成人病にかかるしかないのである。

◆米国のある肥満男性が、ファーストフードのせいで糖尿や肥満、心臓病を患っていると、4社に対して訴訟を起こしたいう。会社側では「誰が食べろと言ったか」と反発しそうのものだが、全世界をターゲットにばく大なマーケティング費用をかけておきながら、そのように白を切ることはできないだろう。ともかく、これは対岸の火事ではない。韓国の子供たちも、きれいでしゃれたファーストフード店で、好んでハンバーガー食べる。だからといって、食べさせないわけにもいかない。カロリーは減らして栄養価を高めたハンバーガーを作れないものだろうか。それとも母親が、ハンバーガーよりおいしい韓国料理で、子供たちの味覚を変えることはできないか。



yuri@donga.com