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「安貞桓解雇発言」ペルージャ収拾に乗り出す

「安貞桓解雇発言」ペルージャ収拾に乗り出す

Posted June. 21, 2002 22:03,   

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「安貞桓(アン・ジョンファン)解雇」発言で波紋を呼んでいる安貞桓の所属チーム、イタリア・ペルージャのガウチ会長の息子と同チームの監督が、韓国と安貞桓に対してお詫びと釈明発言を相次いで出し、事態収拾に乗り出した。

安貞桓について激しく非難したガウチ会長の息子、アレキサンドロ・ガウチ副会長は21日、海外サッカー専門サイトの「サッカーレッジ(www.soccerage.com)」とのインタビューで「安貞桓はゴールデンゴールを入れたために放出されるのではない」とし、「事態の発端は、イタリアのマスコミの誇張報道による誤解から始まった」と釈明した。

ガウチ副会長は韓国の民放テレビ局SBSとのインタビューでも「昨日、安選手と電話で誤解を解消した。父親の発言で物議をかもし、韓国国民に申し訳ない」とお詫びを表明した。

ガウチ副会長は、安貞桓の去就については、「考慮中」だとし、再契約するかどうかは決まっていないと述べた。

ペルージャのセルセ・コズミ監督も、ガウチ会長の前日の発言とは違って、放出決定を撤回することもできると、AFP通信とのインタビューで語った。コズミ監督は「私は安貞桓をものすごい潜在力をもった選手だと見ている。チームが安貞桓と来シーズンまで契約を延長するならば、反対する理由が全くない」と述べた。

ガウチ副会長は「安貞桓がイタリア戦でゴールを決めたため放出されるのか」というサッカーレッジの質問に対して、「とんでもない話だ」と一蹴し、「それじゃ、安選手はわざとボールをゴールを外して蹴らなければならないということか」と問い返した。ガウチ副会長は「すべては、マスコミのわい曲報道によるものだ。イタリアのマスコミは、試合前から安貞桓がイタリアチームを攻撃する内容の発言をしていたと報じたが、(安貞桓と)直接電話で話してみたら、そのような発言をしていないことが分かった」と述べた。



stt77@donga.com