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インターネット、フロンティア精神が消えている

インターネット、フロンティア精神が消えている

Posted March. 30, 2002 09:32,   

Updated January. 01, 1970 09:00

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目新しさと驚異さで若者たちを魅了させた、インターネットのワールドワイドウェッブ(WWW)サイトが、商業化の波に押され、文化フロンティア(frontier)としての地位を失いかけていると、ニューヨークタイムズ紙が28日付けで報じた。

同紙は「90年代の半ば、若者たちをワールドワイドウェッブの方に引付けていた機才に富んだユニークなサイトの数々を、今ではなかなか目にすることもできないうえ、わざわざ探しまわるネッチズンもいなくなっている」と伝えている。

代表的なケースが、珠玉のサイトを他の人々と共有するため94年にグレーン・デービス氏が作った「今日のピカイチサイト(Cool Site of the Day)」。このサイトは1年足らずで、1日平均2万人が訪問するほどの人気を集めた。しかし、今ではデービス氏がサイトの運営から手を引いているうえに、ウェッブサーフィンもしていない。

初めてオンラインドラマを披露した「ザ・スポット(The Spot)」、個人のプライベートな生活を覗かせた「ジェニカム(Jennicam)」、インターネットを通じてロボットの庭師を操縦できる「テレガーデン(tere—garden)」のように斬新なサイトが、出てこなくなったからだ。

フューインターネット・アンド・アメリカンライフプロジェクトによると、2000年3月に行なった世論調査では、90分だったネッチズンの1回当りの接続時間が、1年後には83分で7分も短くなった。さらに接続の用途も、eメールの確認や友人とのチャットなどが主な目的となっており、ウェッブサーフィンに代わっている。タイムズ紙は「おもちゃ箱(Toy Box)」が「道具箱(Tool Box)」に変ったという言葉で、下火になったインターネットフィーバーの現状を表現した。

企業研究機関のスナップネームズによると、ワールドワイドウェッブができて11年ぶりに初めて、ドメインの抹消件数が新規登録件数を上回っており、この9ヵ月間で、ウェッブサイトの20%が廃業していることが分かった。

専門家は、インターネットフィーバーの退潮の原因を、インターネットの商業化傾向に求めている。サイトの運営者が「金の味」を知り始めてから、創意的かつ実験的な精神も冷めてしまったという解釈だ。また、新規のサイトが「プラグイン」など、ブラウザーの道具をアップデートするようしつこく求めていることから、ネッチズンたちにそっぽを向けられている、という指摘もある。



金晟圭 kimsk@donga.com