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李炳圭と鄭守根、さすが国際派

Posted November. 17, 2001 12:13,   

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「打者は速い足とセンス、投手は制球力と度胸」。

これは国際大会で通用するために必要な最小限の条件だ。各球団の寄せ集めで作る「ドリーム・チーム」。今回の野球ワールドカップを含めて、これまでドリーム・チームは4回作られたが、国際大会で通用する選手と通用しない選手のスタイルは、はっきり区別される。

台湾で開かれている、第34回野球ワールドカップでも同じことが言える。今回の大会を通じて「国際用」として判明された選手には、鄭守根(チョン・スグン、斗山)と 李炳圭(イ・ビョンギュ、LG)が挙げられる。

鄭がトップバッターで李は3番打者と、韓国チームの「得点公式」となっている。鄭が出塁すると、李がタイムリーなどを放ち、ホームに迎え入れる。

予選リーグで、鄭はチーム最高打率の0.524(21打数11安打)に3盗塁を記録しており、李は打率0.480(25打数12安打)に7打点を記録して、チーム最高の「クラッチ・ヒッター」であることを証明した。これまで4回にわたって組織された韓国ドリーム・チームに、毎回選ばれた唯一な選手であるイ・ビョンギュは、毎大会で抜群の打撃を見せて、各国のスカウトから集中的な注目を浴びた。

投手では、優れた制球力と変化球を保有しているチョ・ギュス(韓火)とマ・イリョン(現代)を「国際派」として挙げられる。この2人は、中南米の強打者たちとの対決で、それぞれ11回、10と3分の1回の無失点ピッチングをした。

チョ・ギュスは、「いつも積極的に向かってくる中南米の打者が、かえって国内打者より相手し易かった」と述べ、余裕すら感じさせた。

反面、マ・ヘヨン(三星)とイ・ヨンウ(韓火)、シム・ジョンス(現代)は、「国内派」であることが分かった。特に、マ・ヘヨンは0.304(23打数7安打)の打率を示しているが、重要な試合だった米国と台湾との対戦で、実力派投手を相手にした8打数は快音が聞かれなかった。シム・ジョンス(0.200)とイ・ヨンウ(0.227)も、やはり期待以下の成績に終わっている。

イ・ヨンフン(三星、サンスン)は、台湾戦の先発投手に臨んだが1回も持たなくて、度胸の足りない投手であることが分かった。なお、斗山のイ・ヘチョンは、台湾戦で11人の打者を相手に7つの三振を奪うなど、チーム内で最も多い16奪三振を記録するほどの威力的なボールを駆使したものの、まだ安定していないコントロールが欠点として指摘された。



金相洙 ssoo@donga.com