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「マーベル民国」コリア、「アベンジャーズ:エンドゲーム」が初日に133万観客

「マーベル民国」コリア、「アベンジャーズ:エンドゲーム」が初日に133万観客

Posted April. 26, 2019 08:38,   

Updated April. 26, 2019 08:38

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韓国でマーベルスタジオが制作した映画21本の累積観客数は約1億580万人。「マーべル民国」と呼ばれるほど、アベンジャーズシリーズへの愛情が巨大な市場だ。

「アベンジャーズ:エンドゲーム」(エンドゲーム)も、興行突風を巻き起こしている。公開当日、最多観客記録を塗り替えた。25日、映画振興委員会・統合コンピュータ・ネットワークによると、この映画は、公開日である24日に計133万8781人が観覧した。公開日一日の売上高が96億7944万1700ウォンに達する。この日映画全体の売上高の97.1%に相当する。

「エンドゲーム」は、すでに100万人の観客は公開から4時間半で越え、史上最短期間で100万観客突破の記録も立てた。24日午後6時40分基準で総観客数は127万人を突破し、それまでの史上公開日最多観客記録を持っていた「神と共に―因と縁」(124万6603人)を超えた。

特に「エンドゲーム」は、アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーなど、観客から愛された主なキャラクターの10年を集大成するシリーズ。公開前から結末をめぐるさまざまな予測とスポイラーが飛び交い、スクリーン独占寡占論争を起こすなど、大きな関心の中心に立った。

公開初日に観客が集まったことも、スポイラーを避けてシリーズの最後の作品を楽しみたい欲求が反映されたという分析だ。インターネットでは、フェイスブックやインスタグラム禁止、ユーチューブ視聴禁止、劇場トイレに入らないことなど、「アベンジャーズのスポイラーを避ける方法」まで登場した。ソーシャルネットワークサービス(SNS)には、公開前から観客が自主的に「アベンジャーズのスポイラー禁止」キャンペーンを繰り広げている。北米と欧州などでも「スポイラーフリー(Spiler-Free)」を掲げてレビュー記事を出している。

しかし、映画の人気は「スクリーン上限制」の導入論議にも再び火をつけた。興行映画だけに集中する現象を防ぎ、観客の映画選択権を保障するために、特定映画に一定割合以上のスクリーンを割り当てないように規制しようというものだ。公開当日「エンドゲーム」のスクリーン数は全国2760個。昨年公開当日、2460スクリーンでスタートした「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」よりも多い。「インフィニティ・ウォー」の公開当時も同じ議論が浮き彫りになった。

反独占寡占映画対策委員会のぺ・ジャンス・スポークスマンは、「強力なスクリーン独占寡占規制法案を設けて、観客の選択権を守らなければ、映画の生態系を維持できない」と主張した。朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官は22日、就任初記者懇談会で「さまざまな商業映画が劇場で上映されるように『スクリーン上限制』を積極的に検討している」という意見を述べている。


李?? baltika7@donga.com