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文大統領、「南北と米、決して過去に戻らない」

文大統領、「南北と米、決して過去に戻らない」

Posted April. 02, 2019 08:53,   

Updated April. 02, 2019 08:53

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、「平和と繁栄の韓半島を望む国民と世界の人々の念願を実現するためにトランプ米大統領と共に道を模索する」とし、「決して過去に戻らないだろうし、戻ることもできない」と強調した。トランプ氏との首脳会談を10日に控え、「トップダウン」外交で米朝非核化交渉の再開に向けた解決策を模索する考えを明らかにしたのだ。

文大統領は同日、大統領府で開かれた首席・補佐官会議で、「2回目の米朝首脳会談が合意なく終わったことで、韓半島平和プロセスの進展が一時的に困難になったが、南北米が過去に戻ることを望まないということが明確に確認されている」とし、こう語った。特に文大統領は、「今回の韓米首脳会談は、どんな難関があっても韓半島平和プロセスを必ず成功させるという韓国政府の一貫した原則と、対話を続けて米朝交渉を妥結するというトランプ氏の確固たる意志があった結果」とし、「韓米両国の努力に北朝鮮も応えることを期待する」と強調した。

さらに文大統領は、「一部では韓米同盟間の協力の隙間を広げて韓半島の平和の水路を元に戻そうとする試みがある。南北米の対話努力そのものに不満を感じて葛藤と対決の過去に戻ろうとする」とし、「実に無責任なことだ」と批判した。ハノイでの米朝首脳会談の決裂後、北朝鮮の非核化意思に対する批判と韓米政府の不協和音を指摘する野党や一部の韓米外交専門家に対する言及とみられる。


ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com