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米「北のWMD凍結、首脳会談の議題」

Posted February. 23, 2019 07:51,   

Updated February. 23, 2019 07:51

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2回目の米朝首脳会談の準備に関与している米当局者が、議題と関連して、「すべての大量破壊兵器(WMD)およびミサイル計画の凍結」を言及した。会談開催まで1週間も残っていない時に、北朝鮮の非核化に対する意思の確認や、非核化の概念に対する合意がまだなされていないということも事実上、認めた。

同当局者は21日(現地時間)、記者との電話会見で、米国が優先順位を置いている交渉議題について、非核化について共有する認識の発展、すべてのWMDとミサイル計画の凍結、最終的な行程表の構築の3つを挙げた。米朝間の非核化交渉の過程で当局者が「凍結」という単語を直接言及したのは初めて。

同当局者は、「北朝鮮が非核化を決断したのかまだ分からない」とし、「しかし私たちは可能性があると信じるので、この(交渉)に関与している」と話した。また、「トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、次の会談で非核化に対する共通の理解を進展させるだろう」と付け加えた。

また、「北朝鮮の非核化は『非常に迅速で大胆に』動かなければならない」とし、「同時的・並行的措置は段階的なプロセスをいうのではない」と説明した。ハノイ会談で平和協定に向けて在韓米軍を撤収させる用意があるのかという質問には、「全く議論されていない。在韓米軍の撤収は交渉の議題ではない」と否定した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com