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文大統領、「5・18妄言に憤り…共に対抗する」

文大統領、「5・18妄言に憤り…共に対抗する」

Posted February. 21, 2019 08:22,   

Updated February. 21, 2019 08:22

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、野党「自由韓国党」の一部の5・18民主化運動蔑視主張に対して「憤りを覚える」とし、強硬に対応する考えを示した。

文大統領は20日、5・18民主化運動に関わった光州(クァンジュ)地域の元老を大統領府に招待して昼食を共にした。この席で文大統領は、「5・18民主化運動という偉大な歴史を歪曲して蔑視する一部の妄言が続いたことに対して、私も憤りを覚える」とし、「真相究明は最後までなされなければならないと約束し、5・18歴史に対する蔑視には私も共に対抗する」と述べた。

さらに文大統領は、「5・18は国家の公権力が市民の生命を侵害した事件」と規定し、「光州市民はそれに屈することなく犠牲の中でも対抗した。これは民主主義が崩壊せず持ちこたえることができた柱だった」と強調した。また「傷ついた5・18の英霊と犠牲者、光州市民に大統領として深い慰労の言葉を捧げる」と付け加えた。文大統領は18日にも、5・18蔑視主張に対して「国の根幹を破壊すること」、「理念論争と地域主義」などの表現を使って批判した。

文大統領のこのような発言に対して、パク・ギョンリン前光州YWCA事務総長が「歴史を正したことに多くの光州市民が感謝の言葉を伝えてきた」と語ったと、高ミン廷(コ・ミンジョン)大統領府副報道官が明らかにした。

5・18民主化運動負傷者の会のキム・フシク会長は、「私たちは(自由韓国党の主張のように)怪物集団でもなく、税金を無駄にもしていない」とし、「大統領が(自由韓国党に) 2人の委員の再推薦を要請したことは適切であり、意味ある措置だった」と述べた。


韓相準 alwaysj@donga.com