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韓国輸出品の平均価格、この10年で大幅下落

韓国輸出品の平均価格、この10年で大幅下落

Posted February. 11, 2019 08:29,   

Updated February. 11, 2019 08:29

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韓国輸出品の平均価格がこの10年間、他の主要国に比べてさらに大幅に下落したことが分かった。

10日、世界貿易機関(WTO)の「月別工業製品の輸出輸入物価指数」によると、韓国の輸出物価指数は、昨年11月基準で73.6だった。WTOの輸出物価指数は、2005年1月を100として、各国の輸出商品の価格変動を表示する。韓国の輸出物価指数の下落は、「韓国製」製品が過去より適正な価格を受けていないことを意味する。

昨年11月の他の国の輸出物価指数は、米国が117.3、欧州連合(EU)が115.0、日本が86.0、シンガポールが90.3などである。韓国の輸出物価指数が最近下がったのは、石油化学製品などの主要輸出品目がグローバル景気や原油価格など対外要因に影響を受けやすいからだと分析される。

韓国の輸出低迷が続いており、海外投資銀行(IB)が韓国の今年の成長予測値を引き下げている。主要IB9社が先月末予測した韓国の今年の成長率の予測平均値は2.5%で、従来の予測値より0.1%ポイント下落した。彼らは、輸出減少と共に政府政策が景気刺激の効果が大きく出なければ、最低賃金の引き上げに伴う労働市場の悪化などで景気減速が予想されると明らかにした。これに先立って韓国銀行が予測した成長率予測値は2.6%だった。


世宗市=イ・セセム記者 カン・ユヒョン記者 yhkang@donga.comiamsam@donga.com