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冬季五輪代表のキム・ボルム、「ノ・ソンヨンが場所を時間を選ばず8年間暴言」

冬季五輪代表のキム・ボルム、「ノ・ソンヨンが場所を時間を選ばず8年間暴言」

Posted January. 12, 2019 09:25,   

Updated January. 12, 2019 09:25

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平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスピーススケート女子チーム・パシュートで「イジメ走行」の加害者として批判を浴びたキム・ボルム(26=江原道庁)が約1年ぶりに口を開いた。

キム・ボルムは11日、チャンネルAの報道番組「ニュースライブ」に出演し、「間違って知られたことについて誤解を解くことで、練習にも集中でき、アスリートとして良い姿を見せることができると思った」と話した。

キム・ボルムは平昌五輪の女子チーム・パシュート準々決勝で「イジメ走行」疑惑が持ち上がり、ファンから激しく批判された。3人がチームを組んで滑るレースだが、当時レース終盤にキム・ボルムとパク・ジウ(21)は最後尾で滑っていたノ・ソンヨン(30)が大きく遅れた状態でゴールを通過した。レース後に、キム・ボルムの同僚のせいにするような発言とともに見せた笑顔が多くの人々の感情を悪化させた。同僚を置き去りにしたという批判を浴びた。ノ・ソンヨンは、五輪が終わった後「キム・ボルムが個人的に選手村の外でトレーニングをし、3選手が一緒になって練習することがなかった。女子パシュートは捨てる試合だった」と主張。平昌五輪当時、「キム・ボルムとパク・ジウの代表資格はく奪」を求める書き込みが大統領府国民請願掲示板に投稿され、60万人が支持を示した。その後、キム・ボルムはしばらく1日2時間しか寝れず、極度のストレスと苦痛の中で過ごした。激しい批判的世論の中で過ごしたキム・ボルムが、当時の状況とノ・ソンヨンの主張に対して、具体的な立場を表明したのは初めて。

キム・ボルムは同日、番組の中で代表チームの先輩だったノ・ソンヨンから持続的にいじめられたと主張した。キム・ボルムは、「代表選手になった後、選手村に入村した2010年から五輪が開かれた昨年までの約8年間、ノ・ソンヨンから随時暴言を浴びた」と話した。キム・ボルムは、「例えば、コーチから『ラップタイムを30秒に合わせて』という指示があると、自分はそれに間に合わせようとしたが(ノ・ソンヨンは)悪口とともに『ゆっくり滑ってよ』と怒鳴りつけていた」と暴露した。スケート場だけでなく、宿舎やロッカールームでの休憩時間や食事時間を選ばずノ・ソンヨンの暴言が続いたとも話した。

キム・ボルムは、自分だけでなく、当時代表チームにいた他の後輩たちもノ・ソンヨンの暴言や暴力的行為(殴る仕草)に苦しめられたと主張した。試合前日にノ・ソンヨンが後輩たちを集めて1、2時間にわたって暴言を吐いたとも。キム・ボルムは、「選手同士のけん制はあり得ることだが、競技力に影響を与えるくらいになると、それはけん制ではなく被害だと思う。選手村は技量の優れた選手たちを集めて善意の競争をさせる趣旨で作られた場所だが、私はそこで技量に磨きをかけるのが困難だった」と話した。ノ・ソンヨンの暴言については、文化体育観光部の監査で同じことを陳述したとも話した。


金培中 wanted@donga.com · 李沅柱 takeoff@donga.com