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大統領府、次官級16人の人事断行

Posted December. 15, 2018 08:38,   

Updated December. 15, 2018 08:38

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が14日、企画財政部1、2次官を含む16人の次官級の人事を断行した。現政権になって最大規模のこの人事は、国民が体感できる政策成果を出すための措置だと、大統領府は明らかにした。文大統領は企財部1次官に李昊昇(イ・ホスン)大統領雇用企画秘書官、2次官に具潤哲(ク・ユンチョル)企財部予算室長、人事革新処長に黄曙鍾(ファン・ソジョン)請願審査委員会委員長を任命した。金宜謙(キム・ウィギョム)大統領府報道官は、「経済に活力を吹き込む躍動的な政府を通じて国民が成果を体感できるようにするという大統領の意欲が込められている」と人事の背景を説明した。

大統領府参謀の前進配置も注目される。李秘書官のほかにも、車永煥(チャ・ヨンファン)大統領経済政策秘書官が国務調整室2次長に、文美玉(ムン・ミオク)科学技術補佐官が科学技術情報通信部1次官に席を移した。金報道官は、「(3人は)1年7ヵ月の間、大統領府で働き、大統領の意向を直接聞いて政策を作り、実現した」とし、「現場に戻って、大統領の考えを実現してほしいという思いが含まれている」と話した。

大統領府は前例のない大規模次官人事を通じて、公職社会に緊張感を与える一方、支持率上昇も図る考えだ。文大統領の支持率は同日、韓国ギャラップの調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)で45%まで下落した。これは昨年5月の就任以来最低値だ。


韓相準 alwaysj@donga.com