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83票差で信任されたメイ首相、ブレクジットの未来は険しい

83票差で信任されたメイ首相、ブレクジットの未来は険しい

Posted December. 14, 2018 08:08,   

Updated December. 14, 2018 08:08

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メイ英首相が12日、英国与党・保守党の党首信任投票で過半数を獲得し、首相続投を決めた。同日午後、下院議事堂で行われた投票で、保守党所属の下院議員317人中200人が信任に票を入れ、不信任(117人)に入れた議員より83人多かった。メイ氏は投票直前、2022年の総選挙前に党首を辞任すると約束し、支持を訴えた。

メイ氏は投票で勝利した後、首相官邸前で発表した声明で、「長く挑戦的な一日だったが、同僚の支持をうれしく思う」と述べた。

しかし、傷だけの栄光という声が多い。英紙「ザ・タイムズ」は、「83票差はメイ氏が望んだよりも小さい差で、政治的不安定性が予想される」と指摘した。

メイ氏は欧州連合(EU)離脱合意案が下院で否決されることを防ぐには、不信任を投じた党内の反乱勢力117人を説得しなければならない宿題をかかえることになった。


董正民 ditto@donga.com