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「先生のセクハラはますます酷くなる」 中高生250人が学校内「MeToo」告発

「先生のセクハラはますます酷くなる」 中高生250人が学校内「MeToo」告発

Posted November. 05, 2018 08:16,   

Updated November. 05, 2018 08:16

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「師匠のセクハラは多すぎて、日々ますます深刻になる…」

「生徒の日」である3日午後、ソウル中区(チュング)にあるソウルファイナンスセンター前。制服姿で集まった中高生250人(主催側試算)が歌「師匠の恩恵」の歌詞を変えて大声で歌った。青少年フェミニズム会など30余りの団体が、「スクールMeToo(私もやられた)」をテーマに開いた「女子生徒のための学校はない」と題した集会でのことだ。4月にソウル蘆原区(ノウォング)にある容華(ヨンファ)女子高で行われた最初のスクールMeToo以降、生徒たちがこれをテーマに広場に集まったのは初めてだ。

主催側は、「30以上の学校でスクールMeTooが行われたが、教育部や学校当局は一部の加害教師だけを『しっぽ切り』の形で処分し、被害者への2次加害は日常的に行われている」とし、「学校内での性暴力の全国規模の実態調査を実施し、規制と処罰を強化せよ」と主張した。また、学校内構成員たちに定期的なフェミニズム教育を実施し、私立学校法と生徒人権法を改正することなどを要求した。彼らは、セクハラ・性差別的発言が書かれた黒板を壊すパフォーマンスを行った。

集会は、主にスクールMeTooの当事者たちが直接演壇に上がって発言したり、彼らの発言文を代読する形で行われた。学校で行われる男性教師や男性生徒たちによる性暴力を糾弾し、学校側の安易な対処を指摘する内容だった。

演壇に上がった忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョンアン)に住む高校生は、「男子生徒たちは、自分たちを『胸のついたサル」と称しながら、当事者も知らないうちにこっそりと物理的接触をした後、業績でもあるかのように自慢したと聞いた」と訴えた。ソウルのある中学生は、「(教師たちが)きれいな女子生徒は膝の上に座らせて、『遂行評価は満点をつけるから』とか『女性はアフロディーテのようグラマーでなければならない』などの発言をした」と主張した。スクールMeToo暴露のソーシャルネットワークサービス(SNS)アカウントのとある運営スタッフは、「アカウントを作った後、(先生から)『腰をよく回している』『女性は艶やかでなければならない』という言葉を聞いたという情報が入ってきた」と伝えた。

集会の参加者たちは、そのほとんどが顔を覆う白いマスクを着用していた。ソウルのとある高校に通うパク某さん(17)は、「うちの学校でもMeTooがあったが、生徒たちは被害事実を明らかにしたことで生徒生活記録簿に良くない記録が残り、随時選考で不利益を受けるのではないかと気にして言わなかった」とし、「今回の集会をきっかけに、生徒の人権を尊重する学校の雰囲気が定着することを願う」と話した。

集会を終えた参加者たちは、ソウル市教育庁まで練り歩き、正門の前に「ウィズ・ユー(#Withyou)」と書かれた横断幕をかけて解散した。2回目の集会は18日、大邱市中区(テグシ・チュング)で開かれる。


キム・ウンジ記者 eunji@donga.com