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ドジャースがリーグ優勝に王手、柳賢振の肩にかかったWS進出

ドジャースがリーグ優勝に王手、柳賢振の肩にかかったWS進出

Posted October. 19, 2018 09:34,   

Updated October. 19, 2018 09:34

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柳賢振(リュ・ヒョンジン、写真)の手にワールドシリーズ進出がかかったボールが渡された。

ロサンゼルス・ドジャースが18日、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われたナショナルリーグ優勝決定シリーズ第5戦でミルウォーキー・ブルワーズを5-2で下した。ドジャースは対戦成績を3勝2敗とし、残り2試合で1勝すれば2年連続のワールドシリーズ(WS)進出が決まる。

ヒーローはエースのクレイトン・カーショーだった。先の第1戦で3回5失点して黒星を喫し自尊心が傷ついたカーショーは、WS進出の分水嶺となる試合で7回1失点で勝利投手になった。三振を9つも奪い、「ポストシーズンに弱い」という懸念も払しょくした。

第3戦と4戦では機能しなかったドジャース打線も、久々に勝負所で火を噴いた。ドジャースは0-1でリードされた5回に1点を奪っては、6回と7回に2点ずつを追加し、カーショーを援護した。

点差が開くと、投手の運用にも一段と余裕ができた。デーブ・ロバーツ監督は7回裏の攻撃で先頭打者にカーショーをそのまま出し、8回表の登板を視野に入れたが、ドジャースが2点を追加すると、8回表の始まりとともにペドロ・バエズをマウンドに送るなどブルペン野球を稼働した。

20日、ミルウォーキーのホームで行われる第6戦への先発が予告されている柳賢振の肩にドジャースの運命がかかる形となった。柳賢振が好投し勝利すれば、ドジャースはWS進出を確定する。敗れればドジャースはアウェーという不利な要素を抱えたまま最終戦を迎えなければならない。

第2戦で4回3分の1を投げて2失点し、悔いを残した柳賢振にとってこの間傷つけられたプライドを取り戻せる絶好のチャンスになる。今シーズン終了後に自由契約選手(FA)になる柳賢振は、市場価値をさらに上げることにもなる。

ミルウォーキーは第2戦で相手したウェイド・マイリーが先発する。第2戦でマイリーは5回裏に10球までもつれる勝負の末、安打を放って柳賢振を崩した。柳賢振も試合後に「マイリーを打ち取るべきだったが、あの安打が大きかった」と悔しさを語った。第5戦で先発したマイリーは、先頭打者に四球を与えて降板し、第6戦に先発することが決まった。


金培中 wanted@donga.com