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ボルトン氏「米朝首脳会談は2、3ヵ月以内に」、

ボルトン氏「米朝首脳会談は2、3ヵ月以内に」、

Posted October. 15, 2018 08:02,   

Updated October. 15, 2018 08:02

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ポンペオ米国務長官の4度目の訪朝後、急流に乗るかに見えた米朝間の非核化交渉に微妙な空気が流れている。北朝鮮は、米国の実務会談の提案に応答せず、米国は2度目の米朝首脳会談を延ばして神経戦を繰り広げる様相だ。

ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は12日(現地時間)、あるラジオ番組とのインタビューで、「今から2、3ヵ月以内にトランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が会うことになると思う」と述べた。そして、「トランプ氏は楽観的に推し進めているが、有頂天になってはいない」と強調した。トランプ氏が米朝首脳会談について「中間選挙(11月6日)の後に行う」と表明したが、12月か来年に会談の日程が決まる可能性があるということだ。ボルトン氏の発言どおりなら、年内の会談開催は確約できない状況になったのだ。交渉が壁にぶつかった時に強硬発言をしたボルトン氏が再び出てきたことをめぐって、米国がシンガポール会談の時とは違って2度目の会談には慎重にアプローチする意思を示したという分析が出ている。ワシントンのある外交筋は、「ボルトン氏が言及した『2、3ヵ月』は、会談を焦らないというトランプ政権の戦略的な語彙選択と見ることができる」と話した。

ポンペオ氏の訪朝の際、ビーガン北朝鮮担当特別代表と北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官の実務交渉ラインを作ることで北朝鮮と合意したが、北朝鮮は米国の実務会談の提案に1週間以上、返事をしていないという。このことを受け、北朝鮮が望んだ「中間選挙前の首脳会談」が不発となり、会談場所について米国が北朝鮮の「平壌(ピョンヤン)招待」の意向に否定的な反応を示したため、北朝鮮が「意地悪」をしているのではないかという観測が流れている。


朴庭勳 sunshade@donga.com