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うんざりする猛暑、今月末まで続く

Posted August. 15, 2018 09:33,   

Updated August. 15, 2018 09:33

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日中の最高気温が37度前後まで上がる猛暑が続いている。立秋(7日)が過ぎてから一週間が経っているのに、なかなか猛暑の勢いが下火にならない。気象庁は、今月末まで猛暑が続くと予想した。幸いなことに暑さの度合いは少し弱まると予想される。

猛暑特報は14日も、全国に出された。この日、慶北義城(キョンブク・ウィソン)は40.3度を記録し、全国で最も暑かった。続いて慶南梁山(キョンナム・ヤンサン)が39.1度だった。熱帯夜も続いて同日午前、ソウルは27.8度、済州(チェジュ)は29.0度、釜山(プサン)は27.5度、光州(クァンジュ)は25.8度などを記録した。

光復節(日本植民地からの独立記念日)の15日も、前日並みに蒸し暑い。気温はソウルが28~36度、光州が27~36度、大邱(テグ)が25~35度、釜山(プサン)が27~32度などを示すと予想される。日本の南の海上から台風15号が熱帯低気圧に弱まり、高温の水蒸気が多量流入され、同日南海岸には、1時間当たり30ミリ前後の強い雨が降るだろう。中部内陸地方は、大気の不安定でにわか雨が降る可能性がある。予想降水量は、全南(チョンナム)と江原嶺東(カンウォン・ヨンドン)、嶺南(ヨンナム)が20~60ミリ、全北忠南(チョンブク・チュンナム)江原嶺西(ヨンソ)が5~40ミリと予想される。

16日は熱帯低気圧が韓国南の海上に移動することで、高温多湿な南風が加わり、中部地方を中心に35度前後の猛暑が続くとみられる。一方、同日東海岸は冷たい空気を伴った東風が吹いてきて、日中の気温が28度前後にとどまり、猛暑特報は解除されるとみられる。しかし、ソウルなどの大半の地域は、今月末まで最高気温が34度前後を示すものと予想される。

猛暑が続く原因は平年より強い北太平洋高気圧にある。通常、8月中旬から北から冷たい空気が断続的に降りてきて熱を冷やす。しかし、今年は、北太平洋高気圧が健在しており、冷たい空気が降りてこない。

猛暑が今月末まで続くとみられたことで、今年の「スーパー猛暑」の記録は、1994年の大猛暑の記録をはるかに超える可能性がさらに高まっている。忠南錦山(クムサン)は14日まで35日間猛暑が続き、気象観測を取り始めて以来、最も長い猛暑持続日数を更新した。今年の全国の平均猛暑日の日数は28日で、31.1日だった1994年とわずか3.1日しか差がない。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com