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ベーブルースなど11人のサイン入りボールが7億ウォンで落札

ベーブルースなど11人のサイン入りボールが7億ウォンで落札

Posted August. 15, 2018 09:35,   

Updated August. 15, 2018 09:35

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米国メジャーリーグで初期に殿堂入りした選手や監督たちのサインをした野球ボール(写真)がオークションで7億ウォンで落札された。

SCPオークションズ社は14日(韓国時間)、ベーブルース、サイ・ヤング、タイ・カップら11人のサインが入った野球ボールが62万3369ドル(約7億700万ウォン)で落札されたと発表した。

このボールは1939年6月、ニューヨーク州クーパースタウンで行われた最初の殿堂入り式典の際に生まれた。当時殿堂入りした選手は全12人だったが、ニューヨーク・ヤンキースの一塁手ルー・ゲーリックが後日、自身の名前を取って「ルーゲーリック病」と呼ばれるようになった筋肉萎縮性側索硬化症治療のために出席できなかった。ボールに11人のサインだけになっている理由だ。

7億ウォンに達する落札額は試合に使われなかった野球ボールでは史上最高額。以前の最高額は2014年に38万8375ドルで売れたベーブルースのサイン入りボールだ。この日競売されたボールは、1997年にクリスティーズで5万5000ドルの値が付いたが、21年間でその価値が11倍以上上がった。サインは、当時イベント期間に行われたオープン戦に参加したシカゴ・ホワイトソックスのマープ・オーウェンとデトロイト・タイガーズのハンク・グリンバーグがもらった。当初、グリンバーグがレジェンドたちのサインをもらうために野球ボール2個を用意したが、緊張したあまり、サインをお願いできなかった。結局、オーウェンがグリンバーグに代わって11人から二つのボールにサインをもらってグリンバーグに渡した。グリンバーグは、感謝の意味でオーウェンにサイン入りボール1個を渡した。オーエンに渡したボールが、この日のオークションの主役だ。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com