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ハリス米大使「終戦宣言の言及は時期尚早」

ハリス米大使「終戦宣言の言及は時期尚早」

Posted August. 14, 2018 08:34,   

Updated August. 14, 2018 08:34

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米国のハリス駐韓国大使は、北朝鮮が「最初の工程」と言って連日求めている終戦宣言と関連して、「今私たちが語ることは時期尚早だろう」と述べた。

ハリス氏は13日、ソウル瑞草区(ソチョク)の国立外交院で開かれたある講演で、終戦宣言の時期に関する質問に、「シンガポール合意が履行されることが出発点」とし、このように話した。非核化に対するさらに顕著な動きがあってこそ、終戦宣言に至ることができるという従来の立場を再度強調したのだ。ハリス氏は、「答えは現在進行中の外交と交渉にかかっている」とし、「韓半島の最終的で完全に検証された非核化、そこにどのように近付くかは外交が答えを持っている」と強調した。

ハリス氏は、同日開かれた南北高官会談について具体的な発言は控え、「南北関係の改善を望むが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が話したように、南北関係の改善と非核化は同時に進まなければならない」と述べた。非核化プロセスが作動してこそ南北経済協力も活発になることができるという話だ。北朝鮮産石炭の搬入と関連して、米国の独自制裁の可能性については、「韓国も法に則って措置している。その結果を見守り、韓国政府の行動を待たなければならない。その次に決めるだろう」と述べた。


黃仁贊 hic@donga.com