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ソウル市中区、建築物636件の日本人名義を抹消

ソウル市中区、建築物636件の日本人名義を抹消

Posted August. 14, 2018 08:34,   

Updated August. 14, 2018 08:34

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ソウル中区(チュング)は、建築物台帳と登記簿に日本人名義で残っている管内の建築物636件をすべて清算すると、13日明らかにした。

中区は4月から、建築物台帳と登記簿に載っている管内建物11万3500棟から、日本人名の建物636件(建築物台帳106件、登記簿530件)を探し出した。続いて、現場での目視確認と関係者との面談、財産税納付状況などを総合した現場調査を行った。

調査の結果、建築物台帳に日本人名義で出てきた106件のうち、建物が実際に存在しない97件は区で職権抹消した。存置を証明できない9件は、現在の所有者が抹消を申請するように案内した。実在せず登記簿だけに残っている530か所も、現所有者に登記抹消を申請するように案内した。区では当初、登記抹消申請書の作成だけを支援することにしたが、手続き上の手間と1件当たり10万ウォンほどの手数料の負担を軽減するために、中部登記所と協議して登記抹消を無料で代行することにした。

区の関係者は、「これまで現所有者たちは、所有権移転、新築などをしない限り、建物に日本人名義が一緒にあっても知らないかったためか、不便がなかった」とし、「今月初め、対象者らに案内文を送ったが、もう申請が100件を超えるなど手ごたえがいい」と話した。

区は、「これから登記抹消を申請しない所有者たちと面談するなど、日帝名残の清算を続けていきたい」とコメントした。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com