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平昌アイスダンスのミン・ユラ、ゲムリン組がチーム解消のピンチ

平昌アイスダンスのミン・ユラ、ゲムリン組がチーム解消のピンチ

Posted July. 20, 2018 09:27,   

Updated July. 20, 2018 09:27

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2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックでアリランの旋律に乗って演技を披露し話題を呼んだフィギュアスケート・アイスダンスの閔ミン・ユラ(23)とゲムリン・アレクサンダー(25)チーム解消の危機に直面している。二人はチームを解消する問題や後援金を巡ってSNSで口論を展開した。

ゲムリンは18日、インスタグラムに「ミン・ユラの決定で3年間のチームとしての活動に終止符を打つことになった。2022年の北京オリンピックにも韓国代表として出場したかったのに、残念だ」と書き込んだ。

米国で生まれたゲムリンは昨年7月、韓国法務部の特別帰化審査を通過し、韓国国籍を取得した。ゲムリンのチーム解消宣言直後にミン・ユラは、インスタグラムで違う内容を公開した。チーム解消ではなく、練習中断状態だと主張した。

ミン・ユラは、「ゲムリンが怠けてコーチたちから警告を受けた。それでもゲムリンは真面目に取り組もうとしなかったので、私が『こんなに緩い練習ではビリになるよ。それだったらスケートを止めた方が良い』と話した」と書いた。また、「ゲムリンが準備ができるまで練習を中断しようと、両親と相談して決めた。まだ(ゲムリンに)変化がないので、数日間練習をしていない」とも書いた。ミン・ユラは、ゲムリンの不真面目な態度を批判して練習中断を決めたのだが、ゲムリンはこれをチーム解消の通知と受け止めた模様だ。

19日、ゲムリンはミン・ユラの主張を反駁する内容を投稿した。彼は「マナーをわきまえていないミン・ユラと彼女の両親の行動に衝撃を受けた。ミン・ユラの主張は、すべてが嘘で、証明できる根拠もある。私は練習の態度について、いかなる指摘も受けたことがない」と反発した。

ミン・ユラが所属するマネジメント会社の関係者は、「チーム解消は両親とも相談する必要がある。まだ二人の未来について、確定したことはない」と話した。ミン・ユラとゲムリンは、その後、インスタグラムの投稿内容を削除した。しかし、男女選手の呼吸が重要なアイスダンスの特徴から、信頼が崩れた二人が再びチームを組む可能性は高くないという見方が出ている。

ミン・ユラとゲムリンへの後援金を巡っても口論を展開した。練習費用を工面するのに苦労をしてきた二人は、ネットの募金サイトを通じて12万ドル(約1億3600万ウォン)を上回る後援金を受け取った。文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻も私費で500ドルずつ計1000ドル(約113万ウォン)を後援し話題を呼んだ。

ミン・ユラは、「後援金は募金を始めたゲムリンの両親が持っている。どう使っているのかわからない」と話した。これに対してゲムリンは、「募金は二人の家族の話し合いで配分している」と反論した。


鄭允喆 trigger@donga.com