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「直通番号を渡した」と言うトランプ氏、米朝首脳間ホットライン開設か

「直通番号を渡した」と言うトランプ氏、米朝首脳間ホットライン開設か

Posted June. 18, 2018 07:43,   

Updated June. 18, 2018 07:43

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トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、12日の米朝首脳会談で互いの電話番号を交換し、特にトランプ氏が「(17日に)北朝鮮に電話する」と明らかにして、首脳間で交わされるメッセージに劣らずその連結方式にも関心が集まっている。

ひとまずトランプ氏が「直通の電話番号を渡した」と明らかにし、ニュアンスだけで見ると、「個人の携帯」で電話するという趣旨のようだ。ただ、個人の番号の場合、盗聴が憂慮される。これに対し、別途に暗号化処理されているホワイトハウス秘書室の電話から北朝鮮の書記室に連結するという見方もある。首脳間「ホットライン」を置くということだ。しかし、外交関係者の間では、会談後数日で、公式ホットラインを設置するには、物理的に時間が足りないのではないかという指摘が出ている。これに対して一部では、すでに開設した「ニューヨーク チャンネル」などを一時的に活用して、正恩氏と接触を図るという観測も流れている。また、実際に通話をする代わりにメッセージの交換など別の方法で首脳間の意思疎通がなされる可能性も提起されている。

一方、米朝首脳は12日、単独会談中にサンダース大統領報道官と金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長を会談場に呼んで、彼らを通じて電話番号を交換したという。


申晋宇 niceshin@donga.com