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トランプ氏「今の韓国は参戦した勇士の遺産」

トランプ氏「今の韓国は参戦した勇士の遺産」

Posted June. 16, 2018 09:10,   

Updated June. 16, 2018 09:10

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トランプ米大統領が、韓国戦争参戦勇士の行事に特別書簡を送った。

京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)の新エデン教会は、16日から21日まで韓民族平和ナヌム財団と共に開催する韓国戦争海外参戦勇士招請報恩式に先立ち、トランプ氏から敬意を示す手紙が送られたと15日、明らかにした。

 

トランプ氏は「韓国戦争参戦勇士は、愛国の真の意味を思わせる。今日、韓国は活気に満ちた民主主義国家に成長し、世界的な経済大国になり、韓国人は自由の中で暮らしている。これは参戦勇士の勇敢な愛国が残した誇らしい遺産だ」と強調した。そして、「韓国戦参戦勇士と軍服を着たすべての人々に敬意を表す」とし、「勇士と軍人家族を激励するこのような行事は英雄に対して私たちが持つべき神聖な義務を続けるよう助ける道」と付け加えた。

12年目となる今年の報恩式には、興南(フンナム)撤収作戦や長津湖(チャンジンホ)戦闘の参戦勇士やその家族など45人が招待される。興南撤収作戦の責任指揮官だった故エドワード・アルモンド将軍(当時米軍第10軍団長)、故エドワード・ポニー大佐(上陸作戦参謀長)の遺族、故ジェームズ・トイル提督(上陸機動部隊司令官)の遺族などが招待者に含まれた。米メロディス・ビクトリー号の一等航海士として興南撤収作戦に参戦したロバート・ロニー氏(91)夫妻も招待された。彼らは6日間、顕忠院(ヒョンチュンウォン)、ロッテタワー、海軍第2艦隊、米第8軍司令部、板門店(パンムンジョム)、都羅(トラ)展望台、戦争記念館などを訪問する計画だ。

17日、新エデン教会で行われる記念礼拝には、米国の駐韓大使代理、韓米合同司令官、国家報勲処長、在郷軍人会長なども参加する予定だ。礼拝では、トランプ氏のメッセージが朗読される。

新エデン教会は、2007年から民間外交の次元で韓国戦参戦勇士報恩式を行ってきた。これまで国内外から約3500人が招待された。新エデン教会のソ・ガンソク牧師は、「参戦勇士が高齢になり、健康と安全問題で国内に招待することが難しくなってきた。そのため、今回とても特別な方々を招待し、感謝と報恩の時間を持とうと思う」と述べた。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com