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米専門家、極端に交錯した評価

Posted June. 14, 2018 08:37,   

Updated June. 14, 2018 08:37

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トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が署名した12日の共同合意文の内容に対して、米専門家たちの反応は交錯した。米紙USAトゥデイは同日、「米史上、外交成果に対する専門家とメディアの反応がこのように極端に対立することは多くない」と明らかにした。元駐韓大使やニューヨーク・タイムズなどの主要メディアは今回の米朝会談の成果を批判するムードだが、米共和党系の専門家たちは肯定的に評価している。

 

まず今回の合意文に北朝鮮の非核化についての言及が有名無実なだけでなく、日程、検証、履行手続きなどは言及すらされていないことに対する批判が激しい。デービッド・アドルマン元駐シンガポール大使はCNBCとのインタビューで、「私は会談の成果に対して正恩氏に『A』(最高点)、トランプ氏に『I』(及第点)をつける」とし、「正恩氏は韓米合同軍事演習の中止という成果を引き出したが、トランプ氏は具体的な日程もない非核化の約束だけを得るに終わった」と指摘した。

戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン上級副部長(アジア担当)は、「(合意結果によって)米国は北朝鮮政権の背に乗った荒っぽい『ロデオ競技』(北朝鮮が暴れるのに応じて米国は揺れるとうい意味)に戻った」とし、「合意文に『完全な非核化』はあるが、正恩氏には大きな意味がない」と指摘した。

一方、十分に成功的な会談だったという反論もある。米国と北朝鮮が敵対関係を解消し、外交的対話を通じて北朝鮮核問題を解決することで合意しただけでも相当な成果ということだ。英リーズ大学のエイダアン・フォスター・カーター名誉教授は、「今回の合意が残念ではあるが、トランプ氏と正恩氏が戦争の脅威を与え合いながら対立した時よりはいい」と肯定的に評価した。中国社会科学院アジア太平洋世界戦略研究所の王俊生研究員は、「米朝間で意見の一致がなされ、共同合意文を発表したこと自体、記念碑的意味がある」と強調した。

米朝首脳会談の成果に対する意見は交錯するが、批判論者にしても肯定論者にしても米朝が今後どのような過程を踏むかがより重要だという点は同意している。ワシントン・ポストは、「シンガポール首脳会談は両国の長く難しい交渉の始まりにすぎない」と指摘した。ウォール・ストリート・ジャーナルは、「今回の会談の成果は、高官級交渉と非核化の検証手続きをできるだけ早く始める段階をつくったこと」と評価した。


鄭美京 mickey@donga.com