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黄晳暎小説「見慣れた世界」、アニメ映画化

黄晳暎小説「見慣れた世界」、アニメ映画化

Posted May. 24, 2018 08:40,   

Updated May. 24, 2018 08:40

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黄晳暎(ファン・ソギョン)作家(75)の2011年の長編小説「見慣れた世界」が、劇場版アニメ化される。ミョンフィルム(シム・ジェミョン代表)は23日、「先月、作品の版権を確保した英ファジーブルと長編アニメ共同製作のための開発契約を終えた」とし、「現在、シナリオとアートワークの作業を進めている」と明らかにした。ミョンフィルムは2011年、オ・ソンユン監督の長編アニメ「庭を出ためんどり」を製作した経験がある。

「見慣れた世界」の演出は、フランスを代表するアニメ作家、シルヴァン・ショメ監督が務めた。アニメーターであり作曲家でもあるショメ監督は、米アカデミー賞に4度ノミネートされた。韓国小説が原作のアニメを外国監督が演出するのは初めて。小説「見慣れた世界」は、蘭芝島(ナンジド)のゴミ埋立地をモチーフに「花島」で暮らす14歳の少年の成長を描いた作品だ。成長と消費に浸る資本主義文明の陰を見せながらその中で芽生える希望を描いたと評価されている。


イ・ジウン記者 easy@donga.com