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安恩美の北朝鮮ダンスを6月1~3日に公演

安恩美の北朝鮮ダンスを6月1~3日に公演

Posted May. 22, 2018 10:47,   

Updated May. 22, 2018 10:47

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現代舞踊家安恩美(アン・ウンミ)氏(56)が来月1~3日、ソウル大学路(テハクロ)にあるアルコ芸術劇場の大劇場で、北朝鮮ダンスを再解釈・再構成した新作「安恩美の北朝鮮ダンス」の公演を行う。先月、フランスのパリ市立劇場「テアトル・ド・ラ・ヴィル」の常駐芸術家に選ばれた安氏が、劇場と共同制作する最初の作品である。ソウル公演に続いて、来年2月はパリで5日間公演が行われる。

安恩美氏は、ユーチューブ動画を通じて北朝鮮のダンスを学んだと説明した。「ユーチューブに膨大な北朝鮮ダンスの資料がありましてね。北朝鮮のアリランパフォーマンス、ピバダ(血の海という意)劇団の1時間分の公演映像などを全て見ることができましたよ」。越北舞踊家崔承喜(チェ・スンヒ)の舞譜集 「朝鮮民族舞踊の基本」(1958年)も参考にした。これだけでなく、在日本朝鮮人総連合会(総連)系民族学校系列の姜輝鮮(カン・フィソン)朝鮮舞踊研究所でダンスを学んだ北朝鮮在日同胞出身の舞踊家ソン・エスンにもアドバイスを求めた。

北朝鮮ダンスの特徴は何だろうか。安氏は、「北朝鮮ダンスは、足がとても速く動かすので飛ぶような感じがする」とし、「背骨を真っすぐ伸ばす動作が多い」と説明した。「とりあえず、フィモリリズム 、クッコリリズムなどのリズムに慣れています。動作もスタイルも異なるが、基本原理は同じですね。『私たちは同じ民族だな」ということを踊りながら感じました」

安氏は、南北文化芸術交流のかんぬきが解除される時点で、北朝鮮ダンサーたちとのコラボレーションへの期待もほのめかした。「後日、北朝鮮のダンサーたちと一緒に舞台に立つ『安恩美の北朝鮮ダンス2』を作ってみたいです。ダンスこそ境界線のない唯一の言語ではないでしょうか」。2万~3万ウォン。お問い合わせは02-747-3880まで。


金正恩 kimje@donga.com