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豪放なゴルフ皇帝

Posted April. 27, 2018 08:13,   

Updated April. 27, 2018 08:13

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ゴルフのシーズンが来た。多くのゴルフ選手がいるが、中でもタイガー・ウッズは格別だ。モーツァルトと比較されるほど天才と呼ばれる彼の子ども時代は、神話のように包装されている。タイガー・ウッズは史上最も偉大なゴルファーとされているが、字も最高水準だ。字体から分析した彼は、勇気と自信、論理力、忍耐力など兼ね備えた卓越した人物だ。

タイガー・ウッズは、文字を上下に非常に長く書く。自信が強く、勇気があり、豪放な性格であることを表わす。このような字を書く人は、即興的で感情的であり、気まぐれだ。しかし、そろっていてバランスが取れた字から、彼は論理的で理性的だ。米スタンフォード大学に通ったほど勉強もできたという。角ばらずソフトな曲線中心なので、円満な性格であることがわかる。アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、ローリ・マキロイなど卓越したゴルファーの字はほとんど上下に長く、そろっていて、バランスが取れ、ソフトな特徴を持つ。

 

タイガー・ウッズは「T」の横棒(-)がとりわけ長い。このような字を書く人の特徴は、忍耐力が強いということ。発明王エジソンの場合には、ほとんど一単語以上の長さで書いたりした。フィギュアスケート選手の金妍兒(キム・ヨンア)、サッカー選手朴智星(パク・チソン)など運動選手は横線がとりわけ長い場合が多い。タイガー・ウッズのサインで最初の文字「T」の横線は右に急に上がる。とりわけ自信が強く、楽観的ということが分かる。「W」と「s」の最後の部分が大きな弧を描くが、ナポレオン皇帝のような人物で際立った特徴で大きな力と活力を意味する。

 

西洋の筆跡学者はアルファベットの字を縦3つに分け、その規範に外れる類型によって特徴を引き出す。例えば、最も上の区域が知性、理想、野望、精神的特性であり、真ん中の区域は日常生活の様子、合理性、社会的自信などを示し、下の区域は本能、秘密、セックス、物質的な関心などを表す。タイガー・ウッズは下区域が特に発達した。セックス・スキャンダルに包まれたことは偶然ではなさそうだ。


李沅柱 takeoff@donga.com