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TPCソーグラスに「シウのキムチカルビ」メニュー登場、その訳とは

TPCソーグラスに「シウのキムチカルビ」メニュー登場、その訳とは

Posted April. 26, 2018 08:11,   

Updated April. 26, 2018 08:11

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米国フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラスは、米国男子ツアー(PGA)の「第5のメジャー戦」であるザ・プレーアーズ選手権を開催する世界的な名門コースだ。このゴルフ場のレストランにはキム・シウ(23=CJ大韓通運)の名が入った「シウのキムチカルビ(Siwoo's Kimchi Short Ribs)というメニューが追加された。値段は13ドル(約1万4000ウォン)。

事情はこうだ。キム・シウは昨年、ザ・プレーヤーズ選手権で過去最年少で優勝した。同大会は前年大会優勝者がメニューの一つを決める伝統がある。いわゆる「チャンピオンメニュー」なのだ。

キム・シウは韓国を代表するカルビとキムチを決めて、先月現場で試食まで終えた。当時、キム・シウは「とっても美味しい」と親指を立てた。その後、新メニューは販売を開始した。5月10日の開幕を前後して今大会に参戦する選手たちも楽しむことになるだろう。「シウカルビ」は、大会最終日だけ提供される。PGAツアーのソーシャルメディア(SNS)を通じて公開された動画によると、このメニューは3日間、薬味につけたカルビを焼いて、その上にキムチ薬味で和えたキャベツを載せる。それにゆで卵が添えられる。

キム・シウは、「海外で1週間以上を韓国料理が食べれないと、キムチやカルビが激しく欲しくなる」とし、「外国人に韓国の味を味わってもらえる機会を与えたようで嬉しい」と話した。

2011年の同大会で優勝した崔京周(チェ・ギョンジュ)はカルビバーガーをチャンピオンメニューに決めた。

マスターズなどのメジャー戦には、前年優勝者が大会期間に歴代の優勝者を招いて自ら決めたメニューで晩餐を提供する「チャンピオンディナー」がある。2009年のPGA選手権優勝者の梁容銀(ヤン・ヨンウン)はコチサンジョク(串焼きのチヂミ)、イセエビの松の実和え物などヒュージョン韓国料理でもてなした。

今季のPGAツアーで4度トップ10入りし、韓国勢では最高位である賞金ランキング30位(181万ドル)に入ったキム・シウは、「プレーヤーズ選手権で2年連続で優勝した選手は一人もいないと聞いた。新しい記録に挑戦したい」と話した。


金鍾錫 kjs0123@donga.com