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6ヵ月間の大熱戦に突入、2018CJ大韓通運スーパーレースが開幕

6ヵ月間の大熱戦に突入、2018CJ大韓通運スーパーレースが開幕

Posted April. 17, 2018 08:08,   

Updated April. 17, 2018 08:08

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最大出力450馬力、直列6気筒ツインパワー・ターボーエンジンを搭載したBMW-M4クーペが4キロのくねくねしたトラックを最高時速270キロで疾走する。曲芸に近いほどひやりとさせるが、「ストックカー(Stock Car·=レース用に改造した車)」に劣らないエンジンの轟音を放ちながら疾走するマシンを見ると、もやもやした気持ちが晴れるのを感じる。

韓国を代表するモータースポーツイベントである「2018CJ大韓通運選手権」(スーパーレース)が20日から22日まで、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)にあるエバーランド・スピードウェイで開幕し、6ヵ月間の大熱戦に突入する。主催者の(株)スーパーレースは、16日にスピードウェイでメディアデイを開催し、2018シーズンの開幕を告げた。

今週末の開幕戦を皮切りに江原道麟蹄郡(カンウォンド・インジェグン)のスピーディウム、全羅南道靈巖郡(チョルラナムド・ヨンアムグン)のコリア・インターナショナル・サーキット(KIC)で計9ラウンドが行われる。全ラウンドは今大会のホスト局であるチャンネルAが生中継する。スーパーレースの公式ホームページ(www.super-race.com)などからも見ることができる。

今シーズンは国内最上位者でアジア唯一のストックカーレースである「スーパー6000」、大韓自動車競走協会(KARA)が公認する国内唯一のツーリングカー(長距離運転用の高性能車)選手権である「ASA-GT」、アマチュア向けの「BMW-M」「現代アバンテマスターズ・レース」の4クラスで行われる。M4クーペでレースを行うBMW-Mクラスは世界で初めて。

スーパー6000クラスは昨季優勝者のチョ・ハンウ(アトラスBX)を含め14チームから23人が出場する。アトラスBXと一緒にエックスターとE&Mは専門家たちが選んだ「3強」に分類される。「5中」に入ると予測されたソハンパープルのチャン・ヒョンジンは、「うちは5中ではなく4強だ。予測を裏切って見せる」と意気込みを語った。

興味津々な競争を誘導するため規定も変えた。スーパー6000の場合、1位をはじめ上位ランカーに科されるハンディキャップウェイトを1位は70キロから80キロに強化した。選手間の記録差を縮めることで各レースの緊迫感を高めるのが狙いだ。予選を2回から3回に増やし、一定の順位に入らなければ脱落するノックアウト方式を導入した。1次予選で上位15位までが2次予選に進出し、2次予選では上位10位までが3次予選に進出する。スーパーレースの関係者は、「各ラウンド毎に予測不可能な激しいレースが繰り広げられるだろう」と話した。


金培中 wanted@donga.com