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日本も嵌った「殺人者の記憶法」

Posted April. 16, 2018 07:39,   

Updated April. 16, 2018 07:39

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小説家金英夏(キム・ヨンハ、写真)の長編小説「殺人者の記憶法」が第4回日本翻訳大賞を受賞した。この賞は、2016年12月1日から昨年末までの13ヶ月間、日本語で翻訳出版された作品の中で最も優れた作品に与えるものだ。

受賞作は、アルツハイマー病にかかって記憶を失っていく連続殺人犯の視点で物語を展開するユニークな構造で、日本では昨年10月に翻訳出版された。読者から「磨き上げた文章の一つ一つが光る」「今年読んだ小説の中で最高」という良い評価を受けた。映画化されて昨年、韓国と日本で公開された。

翻訳者は、韓国で詩人として登壇した吉川凪氏。現在、朴景利(パク・ギョンリ)の「土地」完訳にも参加している吉川氏は、「日本の読者を感動させる力量を持つ韓国作家が多く、最近翻訳出版が活気を帯びている。今回の受賞はこのような大きな流れの結果だ」と感想を明らかにした。

主催側は、読者が推薦した13作品に審査員が推薦した5つの作品を加えて、18本を候補にノミネートしたが、ここに韓国作品が3本も含まれた。その後審査を経て、最終候補として5本が選ばれたが、「殺人者の記憶法」は、ポーランド作家ボレスワフ・プルスの「人形」と共に大賞を受賞した。授賞式は、東京市内で28日に行われる。

最近、日本では韓国文学への関心が高まっている。受賞作を発行した出版社クオンのキム・スンボク代表は、「韓国の小説が日本語で多くの翻訳されたことで、自然に意味ある市場が形成されている。韓国作家たちは、敏感な社会問題を避けないという点で、日本の作家たちと対比される」と語った。読者たちがクラウドファンディングで作ったこの賞は、2015年の第1回目はパク・ミンギュの「カステラ」が大賞を受賞して韓国でも注目を集めた。


張源宰 peacechaos@donga.com