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鄭現、マイアミ・オープン男子シングルスで16強入り

鄭現、マイアミ・オープン男子シングルスで16強入り

Posted March. 27, 2018 08:39,   

Updated March. 27, 2018 08:39

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韓国テニスの看板、鄭現(チョン・ヒョン=22、韓国体育大学)の快進撃が続いている。今年初めに世界ランキング58位でスタートした鄭現だが、今は20位の壁までも越える勢いだ。

鄭現は26日、男子プロテニス(ATP)ツアーアーのマイアミ・オープン男子シングルス3回戦で、今大会で突風を巻き起こしているマイケル・モー(米国176位)を2-0(6-1、6-2)で軽く破ってベスト16入りした。90点のランキングポイントを確保し、来週発表予定の世界ランキングで少なくとも20位(26日基準に1807点)までランキングが跳ね上がる見通しだ。現在18位のファビオ・フォニーニ(イタリア=1840点)とランキングポイントで僅差であるため、今大会の結果次第では逆転も可能だ。

この15ヵ月間、鄭現のランキングは急上昇した。昨年は104位でスタートした鄭現は、今年初めに李亨澤(イ・ヒョンテク)の韓国記録(2007年に36位)を超えた。直前のBNPパリバ・オープンでも8強に進出した鄭現は、歴代アジア最高の選手と評価される日本の錦織圭(29=33位、ATPツアー大会で11度優勝)まで超えた。現在、アジア最高のランキングとなった鄭現には錦織の「世界4位」記録の更新だけが残っている。

今年1月の全豪オープン4強進出が躍進のきっかけとなった。同大会でノバク・ジョコビッチ(31=12位)はじめ世界テニス界の強豪らに連戦連勝を収め、韓国人初のメジャー大会準決勝進出という偉業を達成した。自信感と試合経験を積んだことも意味あるが、同大会を通じてランキングポイントを大量に獲得(720点)し、毎大会でシード権が与えられる30位以内に入ったことは大きな力になった。

4大大会を含めてATPはトップランカー同士で大会序盤に対戦しないよう、普通30あまりのシードを決める。シード毎にランキングの高い選手を一人ずつ割り振り、ランキングの低い選手もしくは予選突破した選手と組み合わせる方式だ。全豪オープン以降に出場したATPツアーの3大会全てで鄭現が8強に進出することができた背景には、鄭現がシード権選手として大会序盤に自身よりランキングの低い選手と対戦する組み合わせの運もあった。


金在亨 monami@donga.com