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LSグループがセルビアに電気自動車用巻線工場を設立

LSグループがセルビアに電気自動車用巻線工場を設立

Posted March. 16, 2018 08:02,   

Updated March. 16, 2018 08:02

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LSグループ系列の米電線会社SPSX(スーペリア・エセックス)が欧州巻線(自動車、モーターなどの電子機器に巻く被覆銅線)市場攻略のために、セルビアに生産法人を設立した。

14日(現地時間)、セルビア・ズレニャニン市で行われた起工式には、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領と具滋烈(ク・ジャヨル)LSグループ会長、李光雨(イ・カンウ)(株)LS副会長など約1000人が出席した。SPSXはズレニャニン市に約250億ウォンを優先投資して巻線の生産法人を設立後、今後の追加投資も検討する計画だ。

生産法人は今年末まで、約1万2000トンを生産できる42の巻線生産ラインを確保し、来年から本格的に製品量産を開始する予定である。

具会長は歓迎の辞で、「セルビアは、優れた人的資源と政治的安定性を基に、経済活性化に力を入れている」とし、「今回のLSとのパートナーシップを通じて、セルビアが東欧巻線産業の中核生産拠点として発展することを期待する」と述べた。ヴチッチ大統領は祝辞で、「今後も海外企業が投資しやすい環境を造成するために全面的な支援を惜しまない」と語った。

米アトランタに本社を構えているSPSXは、売上高基準で巻線では世界首位、通信線では北米4位の企業である。昨年の売上は約2兆3000億ウォン規模で、2016年から黒字転換して良好な業績をあげ続けており、米テスラにモーター用巻線を100%供給するなど、自動車用巻線事業に集中している。


金志炫 jhk85@donga.com